水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

当サイトのタイトルや画像や文言は無断での転用・転載を固く禁じます。
水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
『坂本宿・蚤の市』を開催予定!
2024年3月より群馬県安中市横川の旧坂本宿に於いて上記のフリーマーケットを開催します。近隣(約400m)には旧松井田西中学校跡地の「MUSEE 松井田」(美術施設)があり、こちらも常設展示があり、原則観覧できます(入場無料・・2024年現在)。

また同時にこちらのフリーマーケットの出店者も大々的に募集しております!

ー概要ー
・群馬県安中市松井田町原266
(一社)アートシップインターナショナル
・開催日(雨天決行)
毎月第2・第4土曜日・日曜日
AM9時~PM3時
※詳しくは下記のページをご覧ください。



当サイトは画家・長尾周二氏の投稿をほぼそのまま掲載しております。
※掲載においては長尾氏本人の責任において現行の国内外の法令や社会規範等を遵守するように努めておりますが、お気付きの点等がございましたら直接長尾氏にお問合せをお願い致します。適宜対応いたします。

※メールアドレス(下記はリンクではありませんので入力ください)
shuj-nagao-go-12@docomo.ne.jp

(サイト管理者より)

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二160610
パリに行く際は車か列車ですからTGVも何度となく乗車しました。
しかしシャルル ドゴール空港にダイレクトで行く列車に乗るのは初めてでしたからワクワクしました。ストライキの影響か30分遅れで出発です。トゥール迄はマダムが送って下さいました。
感想は新幹線の軽やかな感じと違って馬力で引っ張って走る重量感の有る走りでした。
マダムとも良く話しますが今年は何かにつけてトラブルが有りますねです。水害やイタリア展の会期変更、飼い犬の死にARTEC会計担当者のシスレーヌのお嬢様の他界、知人の引っ越し、洪水で知人の地下室が浸水と上げれば切りがないと話して居ました。
そうしたトラブルも乗り越えて前に進んで居ます。
重ねて私の不注意でパスポート更新の不備で一時帰国です。

写真はトゥールのヤマト展の物です。主宰者発表で約3000人の来場者うがあったそうです。
今は空港ロビーに居ます。パリ市内は勿論空港にも物乞いが居ます。先程から二人に声を掛けられました。昨年空港ロビーで一泊し帰国しましたがその際車椅子 の詐欺師に出合いました。まさか車椅子の詐欺師は初めてでしたからお金は上げませんでしたがイタリアの帰り道プロバンスで買った大きなリンゴ2個騙し取ら れました。
一泊したのでその場の様子が分かります。その仲間がやって来て詐欺だと分かりました。

くれぐれも詐欺と泥棒には気を付けましょう。

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水彩画家・長尾周二1606091
晴天に為り制作可能な日々が続いて居ますが私は日本に一時帰国です。
今、フランスは洪水とストライキのお陰で大変です。
水彩画家・長尾周二1606092
今回はトゥールからダイレクトにシャルル ドゴール空港に着く高速鉄道を使います。
朝駅に行ったらストライキ中で夕方5時過ぎに来てくれとの事で先ずチケットは取れないと思って居ましたが朝の一便のみ動いているとの事で無事取れました。
もう少し早い日時だと洪水とストライキで空港まで辿り着かなかったとのことです。
高速道路、地下鉄も一部冠水で動けなかったそうです。

なぜ日本に帰国しなければならないかと言うとパスポート更新のためです。

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水彩画家・長尾周二1606071
未だ幹線道路が全て通れるまでには為って居ませんがブロァの郊外にあるスーパーマーケットに行くことが出来ました。携帯電話のマネーチャージがやっと出来てフランスの携帯も復帰です。
ロワール川は未だ水位が上がったままですが支流は少し水位が下がって橋が水没して頂いた場所も一部復旧したようです。
青空の下で久しぶりに一日制作しました。
お花畑も輝いて見えます。制作は構図やイメージの関係で色々巡らせてしますが写真の様に本当に美しい所です。
だからこそ毎日通って制作して居ます。例年ならまだまだ通って描くのですが一時帰国しなければ為りませんので帰って来る頃にはココリコ畑も終わっていると思います。
水彩画家・長尾周二1606072
不器用な私は時代を追いかけたり時代を作ったりの作品には程遠い仕事をして居ます。
今、柴沼さんの依頼でロルジュの作品4点50号預かって額縁にアクリル板を入れる作業をして居ます。彼の作品は本当に素晴らしく感動します。
しかしながらこうした名画を目にしても真似をすることも取り入れた作品にする事も出来ません。
良い作品に触れると自分自身も頑張らなくてはと元気に為ります。
フランスの洒落た洗練された作品にはまるで違います。
しかしながら野に出て描くしか能の無い馬鹿には此れしか出来ません。
部屋には素晴らしいアンテークが所狭しと有りますがお洒落な作品には程遠いですね。
今日、上森さんと久し振りに一緒に制作して話したのですが描くしか能が無いので此れで良いのかも知れませんと話して居ました。

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水彩画家・長尾周二160604
※上の画像はクリックすると拡大してご覧になれます
何時もならブロァ経由でココリコ畑に向かうのですがマダムの情報ではショウモン経由で行った方が良いと言う話なのでそうしました。
テレビの映像でも見慣れた街の姿が水浸しです。
至る所が通行止めに為って居て行くのを諦めかけましたが言われた通りに走るとたどり着きました。
明日から又雨で水位が再び上昇すとの情報です。
こうなると絵を描くことよりも災害に巻き込まれない様にする事が寛容です。

今日は金曜日です。
ココリコ畑に設置したキャンバスは特殊なキャンバスで布に紙を張り合わせたキャンバスなのでこれ以上野外に置くことは出来ないと判断し今日、取り敢えず仕上げて撤収です。
幸い今日は霧雨が何度か降りましたが制作に支障が有りませんでしたので6時過ぎまでで撤収しました。
作品はご覧の通りですが手前のココリコをもう少し時間を掛けてとの思いを残しながら終わりました。
帰り道、ショウモンからシュウジまでの約8キロ反対車線は大渋滞でした。
幸い渋滞にも雨にも合わず帰って来ました。

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水彩画家・長尾周二1606031
火曜日は雨で中止、水曜日は現場にたどり着いたので雨の合間を見て夕方まで制作しました。しかしながら何度も何度も雨が降って来ました。その都度シートを作品に掛けて雨を凌ぎました。
帰り道、朝は道路に水が流れていた場所を通り抜ける事が出来ましたが夕方帰り道は通行止めでした。
水彩画家・長尾周二1606032
写真は帰り道に街の公園を撮影した物です。勿論川でも池でも有りません。そこからブロァの郊外のリングまで永延と渋滞が続いて居ました。後で分かったのですがブロァのセンターに向かう3つの橋のうち2つが通行止めに為って居ました。至る所が冠水で通行止めに為って居ます。
あのシャトーシャンボールも水の中に浮かんでる映像がテレビで流されて居ました。

木曜日は当然の如く状況は悪く為って居てCHUZYの町も一部冠水で隣町のスーパーマーケットに買い物も出来ない状況に為って居るそうです。
記録的な大雨であちらこちらで冠水して居るとの事です。
雨が降り止めば仕上げに向かう予定です今しばらく待たないといけないようです。

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水彩画家・長尾周二1606093
上の画像をクリックすると拡大・全体が表示されます。
イタリア トスカーナ地方ミケランジェロ美術館での展覧会が7月10日~31日まで企画して居ます。
タイトルはKOKOROJAPAN展です。
三室ある美術館の二室をアートシップインターナショナルメンバー作品で展示します。

一室でフランスを代表するロルジュの作品を後見人柴沼さんの協力で展示します。
この展覧会に際しイタリア日本大使館の後援許可を得たりグビヨウの美術団体会長のアーナルドさん、ARTEC会長フランソワーズさん、
ロルジュ友の会会長の柴沼さん等のご支援、協力で開催出来る運びとなりました。
皆様に心より御礼申し上げます。

ミケランジェロ生誕の地で展覧会が開催出来る事に大変嬉しく思って居ます。
又、今年は日伊友好記念年150周年でも有り記念行事の一環として開催出来る事に為りました。
メンバーに為り替わり重ね重ね御礼申し上げます。

またそれに付随しての話題ですが、6月10日発売の毎日新聞朝刊のコラム欄「ひと」において、
ロルジュ友の会会長である「柴沼淳子さん」の記事が掲載されるはこびになりました。
日本で柴沼さんの活動や趣旨にご賛同していただき、そしてご尽力いただいた方々のおかげで実現することになりました。

柴沼さんは約50年前からフランスに在住しています。
前述の世界的な現代美術作家である「ロルジュ」とはアシスタントとして約18年間生活をともにし、ロルジュ本人の逝去後も30年にわたりロルジュ友の会・会長としてロルジュの芸術活動の伝承を続けてきました。


現代美術の巨匠である作家である「ロルジュ」の作品や人間に迫る貴重な記事となると思います。

アートシップインターナショナル理事長
長尾周二

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水彩画家・長尾周二160531
日曜日は蚤の市が有るのですが現場で制作を続けました。
朝シートを外して描き始めて間もなく雨に為りました。しばらく雨が止まないかと待って居たのですが止みそうも無いので早いランチを済ませました。
それでもなお雨は止まず車の中で昼寝を決め込みました。2時過ぎに雨は上がり7時過ぎまで制作を続けてその日の作業を終えました。
月曜日は朝から晩まで雨でした。それでも同様にパンとチーズを持って現場に立ちました。
しかしながら一向に雨が収まりそうも無いので車の中で風景画を一枚描きました。
現場には3時過ぎまで居ましたがシートを取る事は出来ませんでした。
写真の作品がそれです。
この分では来週まで持ち越すのかと心配して居ます。
早描きの私ですが水彩画ですので流石に雨の日の野外制作は出来ません。

夕方マダムとヨーロッパの移民問題に付いて話をしました。ジョンさんはこのままイスラム教徒の移民が増えると国家の体制まで変わると危惧して居ます。
ドイツの統合でさえ20年以上経過していても問題が解決して居ないのですから推して知るべしです。丁度シリア難民の事故で百数十人亡くなったと報道されて 居ました。アメリカの中東政策の破綻から起きたとマダムが話して居ましたがそうした中で世界中で新自由主義を唱えた経済優先主義の破綻も起因していると考 えます。
私の様な自然と共に生きている平和主義者から言わせると格差と民族の意思をないがしろにした大国の経済優先主義こそが問題だと思って居ます。
僅かなパンとチーズが有れば幸せな生活も有る事を忘れてしまったからでしょうね。
82歳で亡くなった母が老後の生活を心配して居ましたがどんな気持ちで過ごして居たのでしようか。
日本のメデアは国民をどう言う風にしたいのでしょか。世界でもこんなに幸せに暮らせる国は然程無いと思いますが。
画家の戯言でしょうか。

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水彩画家・長尾周二1605291
幸いな事に昨日も一昨日も夜は激しい雷雨でしたが朝には晴天となり制作を続けて居ます。
今日も夕方真っ黒い雲と同時に雨に為りました。
5メートルの作品制作と為ると下j準備から大変です。
構図も昨日決まりひたすら描いて居ました。
午後3時過ぎから上森さんが友人と一緒に制作に来ました。
5時には帰られましたが私は7時過ぎ迄粘りました。しかし北の空に真っ黒い雲が出て来たのでシートを掛けて退散しました。
水彩画家・長尾周二1605292
大体の目途は着いたので後は体力気力の勝負です。
明日も天気が良いと良いのですがさてどうでしょうか。

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水彩画家・長尾周二1605281
毎日雨が降って居ましたが今日は一日初夏らしい天気と為りました。
フランスの天気予報ほどあてに為らないのはご承知でしょうが雨の予報が晴天です。
お陰で仕事がはかどりました。
前日に材木やシート等現場で使う一式を積み込みました。
9時前に出発し9時から作業を始めました。
軽くランチを取り3時には設営が終わりました。幸いキャンバスを張るのは上森さんが手伝って下さって制作に取り掛かりました。
写真は準備が終わって描き始めた時の物です。
水彩画家・長尾周二1605282
渓流作品も同様に準備して描いた作品です。
フランスの初夏、ココリコ畑の大作制作を思い立ってキャンバスから準備を始めました。
パリの画材店マランに水彩画用のキャンバスが有る事を知ってから計画を立てて居ました。
昨年は売り切れていて手に入らず断念した経緯が有ります。
水彩画家・長尾周二1605283
ペーパーでも良いのですがこの水彩画用のキャンバスは描き心地も最高で大変気に入っています。
日本で買うより安いのは言うまでも有りません。
と、言う訳で制作に入りました。
8時過ぎまで描いて居ましたが構図も決まり後は筆を走らせるのみです。

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水彩画家・長尾周二1605261
今日もランチを彼女の自宅でご馳走に為りました。
ロルジュの作品に囲まれた部屋で会食するのは楽しみでも有ります。
傑作を拝見すると自分の仕事にもファイトが出てきますのでとても有意義な一時です。
日本で柴沼さんをご紹介させて頂いた方々が色々な方面でご尽力頂いて居ることに心より感謝申し上げます。特に佐藤さんの活動には大変有りがたいと柴沼さんも喜んで頂いて居ます。
有難うございます。
水彩画家・長尾周二1605262
会食の後もココリコ畑に直行です。
昨年同様に畑一面お花です、ココリコと矢車草でそれは見事な風景に為って居ます。
毎日場所を変え色々な構図やイメージで取り組んでいます。
大作制作の構図も頭の中で描きながら制作して居ます。
しかしながら明日から毎日雨との天気予報です。2~3晴天が続くと予報が出れば現場に泊まり込み制作します。
水彩画家・長尾周二1605263
季節は確実に進みます。
この時を逃してたまるかの心意気で毎日、雨でも霰でも通って制作を続けて居ます。
描いて居ると問題点を解決出来る場合も有ったり、次の問題点が見えてくる事も有ります。
カンバスの平面に風景画を描く分ですから色々な問題が発生します。
ヨーロッパに来る前はどうだと言わんばかりの生意気な気持ちで望んで居ましたが経験を重ねれば重ねる程自分の至らない事が見えて来て毎日が勉強と戦いです。
幸い友人知人の支えで日々制作出来る事に感謝です。特にフランスのコレクターによる経済面での助けは本当に有りがたい事です。

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水彩画家・長尾周二1605241
約30キロ走った場所にココリコ畑が有ります。花が咲き始めて毎日通って居ますが晴天の日は殆ど有りません。昨日も一昨日も雨です。今日、朝晴れて居ると思って居たら黒い雲が近づいたと思ったら二度も雹混じりの雨が降って来ました。
上森さんも描きに来ていて彼が片付け中にそれがやって来ました。
私の車はリアドアを開ければ上に跳ね上がって雨よけに為りますから問題は有りません。
それでも昨日と違って日差しが出てきて気分良く仕上げられました。
水彩画家・長尾周二1605242
帰って来来るとマダムとジョンさんからストライキでガソリンが手に入らなく為ると話して居ました。20リッターしか買えないとか。
ストライキのシーズンこれもまた困ります。
今週中は倹約して走る様です。

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水彩画家・長尾周二16050201
昨年も一昨年もお花畑でこの季節は毎日通いました。
まず今年は天候が不順でシャトーボガールの牡丹を描き損ねました。
時々チェックして居ましたが牡丹の花の見頃は2,3日ですので今日行くと花びらが散りかけて居ました。
毎年描いて居ましたが今年は逃しました。残念・・
近所の牡丹も明日確認に行って来ます。
水彩画家・長尾周二1605202
しかし毎年描きに行って居た畑に矢車草とポピーが咲き始めて居ました。
嬉しくて直ぐイーゼルを出し15号を描きました。
続けて8号も描きました。
写真の作品がそうです。
これから毎日通う事と為ります。
特に大作を制作したいと思って居て一番の見ごろには5メーター以上の作品制作します。

友人の上森さんにも知らせると来週から通うと話して居ました。

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水彩画家・長尾周二16050191
チョット寒いのでダウンコートを着て描き始めました。シスレーヌさんが車で通り係りましたので挨拶をしました。
此方は皆さん挨拶をするのが普通の事ですから気持ちがいいですね。
通り掛かった人も声を掛けて頂きます。
作品制作中に雨が降って来ました。
車に傘を取りに行って傘をさしての制作です。勿論作品に傘をさしますから私はずぶ濡れです。
そんな中でも雨に降られながら作品をご覧になる方もいらっしゃいました。
しかしながら傘では防ぎ切れない位の雨に為りました。
土砂降りです。やもうえず無理やり完成させて撤収です。帽子を被って居ましたが足は勿論冷たい雨に打たれました。

時間が取れれば毎日の様に外に出て制作して居ますが少し色の問題が解決したと思ったら又次の問題点が出てきて前進しているのやら後退しているのやら分からない始末です。
今、研究しているのがキャンバスや紙の白を生かして如何に発色を良くするかを探しています。花の絵を描いて居る理由の一つです。
水彩画家・長尾周二16050192
日本と違って120号とか80号も買って頂くコレクターが居る事が驚きです。
勿論小品が主ですが大きな壁面をお持ちの方が居る事が大きな違いですね。
そしてフランスはどんな田舎にでも芸術が好きでコレクターがいらっしゃる事です。
何よりも芸術家に理解が有る事ですね。
日本でもたまには話掛けて頂いて作品を買って頂いた事も有りますが大体は良い趣味をお持ちですね。か無視です。実感として文化の欠片も無いのが現実です。
この地は雨の中でも作品をご覧に為る方がいらっしゃるのですから。

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水彩画家・長尾周二160516
制作が可能な限りロワールの空気を楽しんで居ます。
藤の花も盛りを過ぎ季節は廻って居ます。初夏の陽気だったと思うと冬が後戻りした様な寒い日も有ります。今日はダウンジャケットを着て描きました。

日曜日、蚤の市が有る日です。早朝二か所蚤の市を見て回った後に畑の真ん中で小品を描きました。
夜明けと同時に蚤の市に行きます。年々アンテークは減少し今は粗ガレージセールです。
それでもアンテーク店で買うより格段と安く手に入るので見て回って居ます。

さすがに昼には眠く為って車の中でひと眠りしてから描きました。麦が青々と育って来ました。
菜の花の黄色いジュウタンも終わりに近づいて来ました。野の風景を描いた後は柴沼さんから依頼された額縁の修理に取り掛かりました。

明日はアンボワーズに行こうと思って居ます。

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水彩画家・長尾周二16050133
昨日ARTEC展の作品を返却しにメンバーのパトリシアさんのお宅にマダムと一緒にお伺いしました。
すると入り口の門に見事な藤の花が咲いて居るではありませんか。
今日は霧雨が降ったりでしたが描きに行って来ました。
思い立ったら即行動が私の信条です。
と言う訳で掲載の作品を制作して来ました。
車を走らせて居て気に入った風景を見つけると近々に描きに行きます。
特に季節の花は待っていてはくれません。
最初に描いた藤の花はもう散り始めて居ました。
水彩画家・長尾周二16050134
作品を制作や皆様のお世話とは別に毎週日曜日の蚤の市を見て回るのが息抜きの一時です。
とは言っても早朝6時前に会場に行って品物を見定める事と為って居ます。
最近手に入れた物を掲載します。
ガレーの花瓶と絵画です。
水彩画家・長尾周二16050131b
5月1日のシャトーシャンボールでの蚤の市と5月8日のブロァーの蚤の市で手に入れました。
ブロァーの蚤の市では鱗太郎さんもバカラのアンテークを買いました。
水彩画家・長尾周二16050132
探せばこうした素晴らしい物が手に入る事も有りますから止められません。
自分の作品が売れたお金で購入です。
ブログとは別にコーナーを作って下さるそうで私も楽しみにして居ます。

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水彩画家・長尾周二160511
最初に出会ったのも暑い夏でした。今日はParisから帰って来ると朝から降って居た雨も上がり強い日差しが戻って来て初夏を思い出す陽気でした。
エクス アン プロバンスの大きな噴水を横切り裁判所の横を通り抜けると京町屋の趣があるガロさんのアトリエ兼ギャラリーが有ります。
噴水の街と呼ばれて居る様に其処かしこに噴水が有ります。静かに耳を澄まして居るとギャラリーの地下にある水脈の流れる音が聞こえます。そんなギャラリーには竹が植えて居てしかも日本の音楽が何時も流れて居ました。
私の作品を最初に認めて頂いてフランス語で紹介文を書いて頂きました。今一緒に活動をしているARTECの会長フランソワーズさんと出会った事を話した時も大変喜んで頂いてそれは最高の出会いだよとおっしゃって頂きました。
セザンヌが生まれ育った街、色々な事を教えて頂き今も感謝して居ます。

親しい友人を亡くする事は本当に寂しいですね。

藤の花が盛りです。あっと言う間に散ってしまい季節が流れて行きます。
ガロさんの作品を目指して頑張ります。

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水彩画家・長尾周二160510
色々な事が有りましたがヤマト展が終わりました。インスタレーション作品も今日取り外しに行って来ました。
明日鱗太郎さんが日本に帰国しますので空港まで送って行きます。帰りはパリの画材店に寄って来ます。
水彩画家・長尾周二16051022
今,藤の花が咲き満開です。80号25号4点と5枚制作しました。特に藤の花の命は短く直ぐに終わってしまいます。次回のブログではそれらの作品を添付致します。
早いものでフォモンタンのマタミュウジアムARTECの展覧会も明後日には撤収です。
藤の花と菜の花が終わるとココリコの咲く季節がやってきます。

野に出て既に日焼けして顔は真っ黒に為って居ます。
こうして制作出来る事に本当に感謝です。

ARTEC展覧会の新聞記事のリンク(ARTECより)
https://docs.google.com/folderview?id=0B7uPAZaeF3Lfd1I4U2ctMFBzbnc&usp=drive_web

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水彩画家・長尾周二1605051
初日、約200人2日目約300人3日目500人以上の来場者があり盛大な内に展覧会が終わりました。
後日鱗太郎さんが帰国後写真を掲載用に持参しますのでご覧下さい。
ARTEC会長フランソワーズさんジョンさんシスレーヌさんも駆け付けて頂きました。
水彩画家・長尾周二1605052
2日目はフォモンタン マタミュウジアムの搬入作業が有って私は会場に居ませんでしたが雨が降っていたにも係わらず大勢の人がきて頂きました。
鱗太郎さんは折り紙を皆さんに作って差し上げて居たのでより身近に人々と交流を深めて居た様です。
水彩画家・長尾周二1605053
私も初日は羽織袴で皆さんのお世話をしました。
作品価格を全員に聞いて居なかつたのですがお客様から問い合わせが多数有りました。

同時にフォモンタンのマタミュウジアムでのARTECの展覧会が5月2日~10日まで開催中です。

此処でも日本人作家の評判はとても良いです。
水彩画家・長尾周二1605054

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水彩画家・長尾周二1605011
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会場が思いのほか広かったので飾り付けに時間が係りました。
まず車に作品や備品を満載して27日に会場に着きました。メンバーの鱗太郎さんと一緒に作業を始めました。
今回は私の作品の渓流も展示しました。4.55メートル×1.55メートルの作品の展示用木枠の制作から取り掛かりました。鱗太郎さんは日本で購入した京染友禅反物40メートル巻き二本と10メートル巻き2本を用いて会場にインスタレーション作品を制作しました。
出発する前の日に40メートル反物に針金を縫い付ける作業が有りましたが前日、早朝3時まで係り私は3時過ぎまで手伝って寝ましたが彼は5時近く迄作業をして居た様です。
暗めの展示室に白黒系の作品を展示し、紅染めの桜柄反物をメインに青い反物と萌黄色の反物で作りました。
白い石造りの壁と紅色の桜、白黒作品のマッチングをイメージして会場造りをしました。
荒井さん,平沼さん、中尾さん、龍ノ平さん、水口さんなどメンバーの作品の他、私の渓流作品の展示です。
それらの作品やインスタレーションの展示に会場にある照明6基プラス ハロゲン照明器具を7基設置し設営しました。
温室部分に加藤さん、山崎さん、山本さん、阿部さん、と私の作品を展示しました。
愛媛県在住七宝作家の飯尾さんの作品も特別展示しました。

早朝から深夜の作業に為った事は言うまでもありません。
盛大なオープニングパーティーに為り無事開幕しました。

30日はフォモンタンのマタミュウジアムでのARTEC展覧会搬入作業です私はシュウジに帰り作品搬入に入りました。日本メンバー作品も展示致します。
水彩画家・長尾周二1605012
水彩画家・長尾周二1605013
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水彩画家・長尾周二160426
私の父も祖父も伯父までも64歳で亡くなって居ましたので私の人生設計はこの歳までと決めて歩んで来ました。
もう何も求める事も望みも有りません。
以後余生と決めて居ましたから皆様のお役に立てればと思って居ます。
日本とヨーロッパ特にフランスとの関係を通じ国際貢献出来ればと思って居ます。
今後は一層アートシップインターナショナルを通じて文化活動に力を注ぎたいと思います。
今日もトゥールのヤマト展に出品する作品を車に準備し満載しました。
その後ロワール川の対岸に車を走らせ教会の見える菜の花畑の絵を描いて来ました。
兎に角、画家は絵筆を持ちキャンバスに向かわなければ始まりません。
そうしていつの日か納得の行く作品が出来るのだと楽しみにしています。
ARTEC会長のフランソワーズ イカールさんとも話して居ますが後何年間こうした活動が一緒に出来るのかと。

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