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そんな街でも色々な人々が戦いながら生きて居ます。メトロに乗るとトランペットやアコーディオン、バイオリンにギターと演奏している姿が見られます。
旅行者にとって心地好い音楽演奏も時には騒音にしか聞こえない場合が有ります。早朝から深夜迄並大抵では出来ないと感心させられます。
マドレーヌ教会の入口には何時も物請いが居ます。
其処にも縄張りが有るようで時間によって三人でローティションを組んで居るようです。二人の老婆と一人の老人です。
少々の雨が降ろうが明け渡す気は更々無い様子です。毎日顔を会わして居ると彼女からも挨拶する様に為りました。
そう言う訳ですから泥棒も稼業として成り立って居ます。
旅で訪れたパリの街にも色々な人々が戦いながら生活して居ます。人種も育ちも考え方や思想も違う人々です。
パリの高級ブランドショップでは価格表示が無く価格を尋ねないのがマナーとされる店が在る半面1ユーロを生活の糧にしている人も居ます。
私も1ユーロを生活の糧にしている人の一人ですが、経済と言う魔物に呑まれたら最期何も見えない世界に入って終うのかも知れません。
限られた時間と生活スペースで有る地球の事も忘れないで下さいね。