ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二・作品写真120812
フランスでの美術教育は小学生と中学生の時は学校の授業では教えて居ません。
しかし、私が個展をしたブラッシュ市の展覧会には生徒が先生の引率でいらっしゃって下さいました。
常日頃から美術作品に触れられる環境が有ります。
小さな子ども連れの家族も訪れます。

ギャラリーでの鑑賞はこうして小さな子どもの時から美術鑑賞に慣れ親しんでいて館内で騒ぐ事も無く自分の好きな作品鑑賞する事が養われて居ます
今日も三才位の子どもがお父さんの背中に背負われて五才の少女がお母さんと一緒にいらっしゃいました。
三才の子は指を指して親に話しかけ
五才の少女は質問をして来ました。何故この作品は、、、、?
とこうした光景は常日頃から見慣れます。

文化を育む社会はこうした背景に有ると思います。
自分の目で自分の好きな作品を選び鑑賞する事が養われて居ます。
フランスの文化人が日本の美術教育はロシアや中国と同様で画一的で創造性に欠けて居ると話して居ましたが美術教育の一端を担った事の有る小生には耳の痛い話でした。東京芸術大学に合格するデッサンや作品を目指した画一的な教育は指摘の通りでしかも学科の試験で才能が有って
も入学すら許されない制度にはかなり問題が有ると思います。しかも高等教育を受けた御仁が日本には黄金比が無いと迄仰有る始末。
自分が育った国の文化を理解すら出来なくて何を目指して居るのでしょうか?
Parisの蚤の市に見られる様に世界中の美術作品が集まり育んだ土壌はにわか作りの教育では育たないと思います。
テクニックも作品を制作するには必要ですがそれ以上に感性を研く必要が有ると思います。