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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二121107
25度有ったと思ったら次の日は13度、大陸の天候は夏から即冬の様相です。
アパート住まいを引き揚げ車上生活を始めて11年が過ぎようとしています。
幸い今は大半を居候させて頂いて居ますから冬の厳しい季節は日本でもヨーロッパでも野宿は少なく為りました。
大自然の中、夏のキャンプ・テント暮らし最高ですよね!
風の音や虫の鳴き声、鳥のさえずりと心を癒し身体もリフレッシュ、活力が湧いてきます。
先日、車でParisのセンターに野宿しました。Parisは時々車で行って野宿しますが郊外の静かな住宅街に停まります。
車もテント同様に鉄板一枚ですから外気も光も音や気配もダイレクトに伝わります。
人間が生活するには最悪の場所に停めて寝ました。丁度歩道にはテント暮しのホームレスの方が居る前でした。夜中も車が途切れる事が無い大通りです。真冬の寒さと騒音、ヘッドライトが常に走ります。こうした場所では私が常日頃求めて居る大自然の美しい状況とはまるで正反対で身も心も只々堪え忍だけで精一杯です。勿論長い放浪生活でも初めての経験でした。

日本も新自由主義に侵されお金が全てを支配する社会に為りつつ有ります。
ヨーロッパに於いてもユーロ圏と為って新自由主義の実験が行われて居ます。
ご承知の通り謀略諜報、弱肉強食の世界が罷り通り一部の国は豊に為り潰れて行く国も出て来ました。
しかも人も金も自由ですから豊かな国々は移民と不法流入の全く相容れない人種が同居して居ます。その結果各地で暴動、犯罪の多発で理想の国々は荒廃し警察の力が及ばない地域が発生しています。
ベルギーも同様に人々の心が荒んで正に戦争前夜の様相です。
南仏プロバンスでも小さな農家が安い近隣の国から農業製品が入り立ち行かなく為って廃業に追い込まれています。治安が悪化し昨年此処ロワール地方でも暴動が発生しました。
結果、儲かって居るドイツでさえイスラム教人の移民と住民対立が激化して居ます。当然ドイツは東ドイツを抱えていて只でさえ税金を使わなくては行けない状況が有る上に他国救済に使う事に違和感を感じるのは当然です。
アメリカが押し進めて来た新自由主義の破綻は明らかです。
そのアメリカ自身も新自由主義に因って豊かさや心の荒廃が始まって居るのだと思います。

日本でも改革改革と規制緩和を進めた結果益々経済が悪くなって居ます。
人間の知恵や努力でその地域や文化を育んで来ました。
古き良き文化を守る為にも一定の区別や規制は必要だと思います。

騒音と喧騒の環境の中では私が目指す感じる美しい幸せ感を表現する事は難しいと思って居ます。

僅かなお金で人々を奴隷に使う様な社会には戻したく有りません。

今回の旅はそうした事を確認出来た意味で大変意義の有る旅でした。