ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二131022
長年現場に立ち風景画を描いている私が感じる事は、絵を描く事は勿論、その国や街の問題点や素晴らしい事もその場所に行く事によって感じられます。
そうした情報を得るにはその場の人々と親しくする事が大切です。

先ず挨拶から始まります。美味しい食事が出来る店を探すのも絶景の場所も地元の人から教えて頂いた情報が確かです。

そうした旅を長年続ける中で友人が出来ます。

今回は北海道で友人を訪ねる旅を続けて居ます。

今回、特に感じた事は想像した以上に限界集落と言われて居る町や村が全国的に多い事です。

国や県の補助金や借金で建てた温泉施設、立派な公共施設、勿論採算は取れず赤字。市街地の区画整理事業は結果的に住んでいる住民の税負担が増えるだけ。或る街は区画整理の結果その街から逃げて更に人口が減少したとか。

行政に係わる長は私を捨てる事が基本ですが親族や周りの取り巻きの利益誘導の為に奔走し、結果的に住民の税負担が増え暮らしが立ち居かなく為ってより疲弊し最後は町や村を捨てざるを得なく外に出て行って居るのが現状です。その最たる例は夕張市です。
そうした地域こそ住民の生活が成り立つ産業や活動を地道に他人や国の懐を充てにせず行う事が最も大切だと思います。

この夏イタリア・グビョウ市にARTEC展で3週間滞在し感じた事は正にそうした努力を目にしました。これでもかと行事や企画を粛々と行って居ました。
経済が最悪、政治はマフィアと繋がり教育もとイタリア在住の友人が今世紀中にイタリアが良くなる事は無いと話して居ましたがそうした努力は必ず形に成ると確信しています。

北海道の道を走って居ると想像した以上に廃屋や空き家が有ります。オホーツク海を見ながら海岸線を走ると街毎に立派な温泉施設や海浜公園が整備されています。しかし海岸線にはゴミの山で流木は勿論、漁具にプラスチック、目を覆いたくなる光景が続いて居ます。私が北の大地で絵を描きながら回って居た時より信じられない位、海岸線は汚れて居ました。
その事が全てを物語っています。
100年先200年先を見据えたビジョンが無いその場しのぎの行動や思考は残念で有りません。