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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二140119
府中郷土の森近くの多摩川に通って居ます。
対岸がゴルフ場でこの一帯だけ自然が残って居ます。
一時期この近くに住んでいた事が有ります。その時にスケッチブックを抱えて此所に描きに来ていました。四季折々変化する風景は何時も楽しませてくれます。

今は一年でも一番寒い季節で先日、府中で氷点下5度でした。朝、野球場横の水道で水を汲もうとしたら水の出ない蛇口が有りました。最高気温が4、3度の日も有り寒い日々が続いて居ます。
パンやおでん、おにぎりを持って一日河原で描いて居ます。

富士山が見える場所も有り河原を描いたり富士山を描いたりと楽しんで居ます。河原には白鷺や青鷺、鴨に鵜、カワセミも見かけます。

河原を歩いて居たら刺の有るツルに絡まれてダウンジャケットが4ヶ所裂けてダウンが出てきました。慌てて店に駆け込み糸と針それとボンドを買って来て修理しました。

ダウンジャケットが無いと野外での制作は困難です。何とか修理して使える様にしました。
ダウンが飛び出さない様に手で押さえながら買い物、自分でも滑稽な格好でした。

私がヨーロッパに旅立った頃でしょうか。地方新聞社に文化部の専属記者が居なく為って社会部や経済部の記者が兼務する様に為りました。当然、何も分からない記者が記事を書くわけですから的を得た記事に為りませんし文化面が少なく為りました。

フランスの地方新聞記者でも展覧会は毎週取材し、記事にしています。ですから私の様に片言の英語しか話せないのにもかかわらず明快な解説を伴う記事と為って居ます。

経済優先の社会、芸術の報道がほとんど無いこの国の歪さを感じます。

明治に殿様の領地を召し上げ戦後地主の土地を召し上げ文化を育てて居た富裕層が居なく為って絵画を土地取引と同様に金儲けにしか見ないにわか成金が目立つ現代日本、芸術家を育てる土壌は殆んど無いのが現状です。

ヨーロッパの知人友人でシャトーに住んでる富豪と言われる人々は普段高級車には乗って居ませんが自分の好きな作品をコレクションしています。

日本の画商は有名とか学歴とか根拠の無いステータスで作品を売って居ます。
ですから日本でしか通用しない価格で売られて居たりオリジナリティが無い何処かで見た様な作品を平気で発表しています。

画商の言いなりでなく少なくとも自分で好きな作品を選びコレクションする事を薦めます。

残念ながら文化の面で見れば成熟するには未々時間が必要だと感じます。