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水彩画家・長尾周二1402152
四国高松に居ます。毎日寒い日が続き渓流の制作が疎かに為って居ます。もう少し気温が上がればと待って居ます。そうした中、栗林公園に行って来ました。数年前にも苦言を呈しましたがなぜ?と思わざるを得ない事を続けるのでしょうか。
池の改修工事の際は所謂、土木工事的に文化財で有ることを意識もせず安易に石を真っ直ぐ並べたりある時は庭園の古木をチェンソーで何本も切り倒したりと信じられない事が続いて居ます。

水彩画家・長尾周二1402151
今回は写真の様に遊歩道をコンクリートで舗装していました。右側が本来の土を固めた道で左側はコンクリートで舗装しています。
竜安寺の石庭をコンクリートで固めて居るのと同じです。この調子だと川に飛び石が有りますが其所にも橋を架けてその先の石畳もコンクリートで固める勢いです。江戸文化の粋を極めた名庭園を何処まで傷めればと考えさせられます。
その内、園内一周のトロッコ列車でも走らせて遊園地にする所存なのでしょうね。日本の文化財に対する意識の無さには落胆せざるを得ません。
例えば大串半島先端部に在る狼煙場を元の場所から大きく動かし建物を建てました。今、その施設は閉鎖して利用すらされて居ません。
現状のまま保存し管理する事が文化財保護のいろはです。
ましてや日本庭園の中でも特別名勝と称されて居た栗林公園がこのような状態です。
帰って来る度に傷めつけ挙げ句の果てに市内の公園と同じように考えて居る管理では可哀想で仕方有りません。

時代と共に変化する事は世の常です。しかし事、文化財や文化は守らなくては為りません。栗林公園の浮き島の石をじっくり見て居ると本来ならば池の中から力強く突き出て居る様に水際の石を配してただろう石の配列が直線で台無しに為って居るのが分かります。何年間も思案し庭師が極めた美を現代人が損なうそんな事が有って良いのでしょうか?安来市に在る足立美術館の庭園と比べれば管理の差は歴然です。

弟との楽しみは山歩きです。先日、高松市内が一望出来る日山に登って来ました。標高191・7メートルの山ですが最後の山頂近くはとても険しい山でした。其所からの眺望は高松市内、瀬戸内海も望めます。
今度はどの山歩きをしようか話し合って居ます。