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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二140320
高松市屋島の岬近くに民家が在ります。住んでいる方に許可を得て2日続けて絵を描きに来ました。
瀬戸内海を前にして一日過ごして居るとこの地に生まれ育った事に感謝です。
地中海やバルト海など海外の風景にも劣らない素晴らしい場所です。
車を駐車して渚に降り、砂浜を歩き描く場所を探しイーゼルを立てました。
今日は高気圧でとても穏やかなで温かい日でした。上衣を脱ぎ防波堤の上で過ごしました。
美しい島々を眺め故郷で過ごせる事はとても幸せな事です。

今日は30号を仕上げた後に長崎の鼻に場所を移し夕日を待ちました。8号4号を3枚描き上げました。

枚数を描けば良いと言う分けでは有りませんが描いても描いても納得の出来る作品が出来ません。最後はフラフラに為る位でした。
自分でも情けないと思って居ます。
感じて居る美しさや潮風の香り等イメージ通り描けません。
作品を描いていて苦しいとかは全く有りません。楽しいから描いて描き続けられるのですが納得の行く作品に為らないのです。
毎日絵筆を持ち毎日挑戦です。
こう描けばこう為るとか技術力は歳と共に着いて来ます。絵はそうした技術だけでは表現出来ません。二次元の平面に三次元の立体的な空間表現を通じて美しさや想いを表現しなければ為りません。その感じる感性が大切なんですが感じても表現出来ない状態です。

私はフランスの風景も日本の風景も好きで何処に居ても楽しめます。
今月末にはパリに着きフランスで春を楽しみます。