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ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・6
フランスの良い処はこんな田舎の村でもコレクターが居て良い作品には直ぐ反応するところです。冷やかしも含め色々な質問が来ます。
そうした一般大衆が文化を支えて居ると思います。
5歳位の子供でも作品に付いて質問をして来ます。
学校で美術教育がなされて居ませんが課外活動や両親から見学するマナーも含めい小さな子供頃から育まれて居ます。
日本も戦前にはそうした日本文化を継承するたしなみが有りました。所謂道がついた習い事や修行です。
床の間には掛け軸を季節に掛け替えたり季節の花を生けたりしていました。柔道剣道も同様です。
そうした文化の継承こそがその国のアイデンティティーを育むと思います。

四国香川県の伝統工芸品に鍛金による急須が有ります。しかしその後継者も販路も先細りです。こうした伝統技術は金銭には変えられない文化だと思います。

残念ながらそうした事さえ経済経済のかけ声で消えて行く運命に有ります。

そうした地道な活動を大切にする事が未来に繋がると考えて居ます。地球の裏側に居て感じます。

下の写真はARTEC展覧会とアートシップインターナショナルメンバーの出品作品です。
水彩画家・長尾周二1507068


ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・1

ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・2

ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・3

ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・4

ARTEC(欧州造形美術振興協会)展覧会2015-7・5