ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二160816
フランスには世界中からアーティストが集い展覧会が開催されます。私が一緒に活動しているARTECにも何ヵ国もの作家が出品しています。
現代は作品傾向が混沌として有りとあらゆる作品が有ります。
そうした中で私は自分のスタイルを変えて迎合したり時代の先端と言われて居る作品傾向を追いかける気は全く有りません。
共産主義や経済至上主義にも全く関心有りません。
戦争や災害、人の悲しみや苦しみを表現しようと試みてる作家に対してもそれは其で宜しいのではと言う気持ちです。

私は自分が感じた感動が少しでも皆様に伝える事が本望だと思って居ます。
大自然の美しさや爽やか感、風やその場の空気感が感じて表現出来ればと努力しています。当然恐れや恐怖力強さも含まれています。

ですから所謂エロチックやグロテスク、ナンセンスの作品を追い求める事は有りません。
大自然の中で自分が生かされて居る喜びを表現出来ればと努力しています。
この作家が現在フランスで偉大な作家と言われても自分の感性や波長が合わない作家には全く興味有りませんし自己主張が強くてヘドが出る様な作品は見たくも有りません。
本当に良い作品は立ち竦み何度となく鑑賞したくなる作品だと思って居ます。

美術館に行けば有るような作品が本物だと思います。戦争反対とか謳い見るに耐えない気持ちの悪い作品は趣味では有りません。
もし、我が子や友人がそうした争いに巻き込まれたら私はそうした人の為戦う気概を持ち生きて居ます。
反対と叫んでも親しい人は守れた試しが有りません。

当然アーティストは一番平和主義者だと思って居ます。が何も出来ず死んで逝くので有れば武器を持って戦う気概は年老いても持ち続けて居ます。
曳いては其は自分との戦いでも有ると子供の頃から思って居ます。

特にトヨタ系セントラル自工(現東北トヨタ)のデザイナーを辞して社会に出た時からその意は強く持ち続けて居ます。ま、言い換えれば負けてたまるか!です。
下手で結構、立派なアトリエで冷暖房付の豊かな生活の中に本当の大自然を感じ制作出来るとは今も思って居ません。

足腰が立たなく為れば其は仕方ないかも知れませんが野山で歩ける内は武器を筆に替え自分との戦いに挑み続けて行きます。