ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1702231
郷土の事を本当に知らなかったと大変驚きました。高松市に住んで居た時に石清尾山古墳群は何度か訪れ古墳前期から造られたと知って居ました。
しかしこの標高239・5メートル浄願寺山の山頂に50基余りの古墳が在るとは知りませんでした。此所は浄願寺山古墳群と呼ばれて居ます。約1400年前の古墳時代後期に造られた横穴式石室を持ち全て石室の入り口が南を向いて居るそうで何基か拝見しました。
ま、遊歩道を歩いて居るとあれもこれも古墳と見られます。
如何にこの地域が栄えて居たと言う証拠でも有ります。
又、前期古墳時代の出土品の中に中国前漢時代の内行花文精白鏡や九州産の石棺が有ると資料に有りました。
岡山県に行った際、造山古墳で古墳群の石棺の一つが阿蘇山の石で造られて居ると有りました。
水彩画家・長尾周二1702232
石清尾古墳群は全国でも大変珍しい積石古墳です。この様な古墳が見られるのは阿波、讃岐、西播磨で積石塚墳墓文化圈と呼んで居る方も居ます。
此れは私の推測ですが九州から移り住んだ実力者がこの文化圈に居たと言う証だと思います。
この地は古墳時代前の墳墓も在るそうです。紀元前の前漢時代の鏡や銅剣が出土しています。
阿波の卑弥呼伝説と繋がるかも知れません。

瀬戸内海が交通の要所だと言うのは古代も変わりません。