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今日から3日間又シャトーボガールでの展覧会受付をARTECより頼まれてしています。しかし朝6時過ぎからシャトーボガールの農園に咲き誇ったココリコを描いてから手伝いをしています。日中は暑いので身体には良いかも知れません。新たに50号を描き始めました。
車にカメラも積んで居て時々写真を撮りますが眼で見えたり感じたりした風景と写真は全く違うので私は写真は記録用として使います。人間の眼で見て自分の感性で感じる美しさを画面に表現しょうと努力していますが思う様に行きません。ある王様が男爵や伯爵は一夜に何人でも出来るが芸術家は何十年も何百年も係ると言ったとか、毎日の様に野に立って顔は漁師か農夫の様に真っ黒ですが作品は真っ白なキャンバスの方が美しい位で思う様に仕上がりません。
若い頃は相当の自信家で天井高5メートルあるアトリエ付きの家を借りて住んで普通の風景画家がしている様に取材と称してカメラとスケッチブックを持って旅をしてはアトリエで制作らしき事をして公募展に出品していました。
その当時の銀座で個展を開催した際も二十歳代にも係わらす7割近くの作品が売れて居ました。
何とも軽い薄っぺらな作品だったかゾーッとします。シャトーボガールの展覧会の主もそうした部類の作家です。現地で描いたと思われる作品は見る物が有りますがタブローは余り頂けません。作品価格を見ると其れなりの経歴が有るとは思いますが。
他人の話は良いとして何時に為れば納得の行く作品が出来るのか知る由も有りません。
昨日も50号を仕上げ6号を2枚描いて車の中で夕陽や星を見ながら寝て終いました。雲がピンク色に染まってもスケッチブックを開く気力も残って居ません。
気が付いたら夜明けです。そんな生活を続けています。
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