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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1707141
ノルマンデー海岸のEtretat、印象派の画家が描いた場所で制作したく来ました。夕方7時に着いてParisで買って来た紙を使って描きました。
途中から小雨は降るは風も吹くはで満足が行くまで仕上がりませんでしたが9時半過ぎには止めました。写真の様に描いて居る私もパネルの水彩紙も小雨でびしょびしょになり止めました。
Parisは観光客が減って居る様に感じましたが此所は天候が良くないにも係わらず大混雑でした。ドーバーの白い壁と同じ様に美しい岬が見られ又来てゆっくり描きたい場所です。
次の日も朝から雨、諦めてカレーを目指しました。
水彩画家・長尾周二1707142
4時5分発のチケットが買えましたのでフェリーでドーバーに渡りました。2時間の船旅です。
そしてドーバーに程近い海岸の駐車場に停めて居ます。今日は此所で泊まりです。イギリスの良い処は自然を大切にする事です。この海岸線に遊歩道が在りますが後は何も手を加えて無いかの様な佇まいです。
環境省の方は是非ともイギリスを視察する事を願います。
ま、余計な事はさて置きその遊歩道に沢山のベンチが設置去れて居ます。
真新しいベンチには庭で栽培してたバラの花が添えられて居ました。
そしてそのベンチにはこう書かれて居ました。
JACKIE SCOTT1950ー2015
GREATLY MISSED BUT ALWAYS REMEMBERED
と有りました。
生まれた年も近く現在の私の年齢にも近く暫くこのベンチに腰掛けて海を見て居ました。左手にはドーバー海峡を挟んでヨーロッパ大陸が望めます。海岸は玉子より幾分小さな丸い石の海岸が次の街まで続いて居ます。ヨットや大型のコンテナ船、フェリーが行き交う姿が見られます。
毎日の様に家族の方が花を添え彼を偲ぶ光景が浮かびます。立派な墓に入るのもそれはそれしかしこのベンチが彼の本当の墓標かも知れません。
写真はフェリーからドーバーの白い壁を撮った物です。