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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二170802
CHOUZYの町を出た所の畑に色々な花の種子を蒔いた場所が有ります。自治体が補助してそうした場所を鳥達の餌さ場と美観の為にしています。
幅5メートル長さ200メートル道に面した場所です。その後ろは向日葵畑でイギリスに旅立つ頃は見事に咲き誇って居ました。今は頭を垂れて居ますがお花畑には向日葵も咲いて居て其所で制作した50号です。前日の夜は雨模様でしたが写生に出る頃は久し振りの太陽が覗いて居ました。私は強い太陽の光が好きで麦わら帽子を被り汗をかきながら8時間掛けて仕上げました。11時過ぎに描き出し教会の鐘を聞いて昼食を取り8時過ぎ迄描いて仕上げました。此所でも車を止めて話し掛けて来る方が数人居ました。
小さなお子様が美しいと声を掛けられ心が和みました。内心仕上げに手間取って最後の方で一時悪戦苦闘して居ましたので嬉しかったです。
前に進む為には先ず画面に向かう事です。向かっても難問やイメージ通り行かない事が殆んどです。
先日教会の絵を描いた時など風景を眺めて居る時間の方が長く2泊3日居て出来たのが画面を汚した程度の物でした。上手く行かない時ほど疲れて自室で寝ることが何れ程幸せか情けない限りです。
今年来仏して1・5×10メートルロール水彩紙3本目ですがま、人前に出せる絵は5枚有るか無しです。特に来仏当初どうやって良いか迷いが出て絶不調でした。その後ココリコ畑に通い詰め何とか頑張り向日葵で一歩前に進む事が出来ました。此れでもかと取り組む事しか解決策は有りません。ま、此ほど恵まれた画家も居ないでしょうから泣き事も無いでしょう。