ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二1708201
※画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
勿論50号80号も以前描いた作品の裏側をパネルに張って用意しました。もう少し季節が変わると描きたい風景が待って居ますから準備は怠れません。

朝、ご飯を炊いて昼食を用意しました。日本から持参したお米はあと一回分で使いきりとなります。
スーパーマーケットで買ったインデカ米です。トマト味のマグロ缶詰めがおかずです。(75セント)
犬猫の餌さとたいした違いは有りませんがお腹が脹れれば十分です。不味い上にお米が硬いので良く噛んで食べなければ喉を通りません。未だ歯が殆ど自分の歯で噛めるのが幸いしています。
夜はチャーハンにして食べようと思って居ます。
デザートはリンゴでした。今日は4号二枚とイタズラ描きを3枚描きました。
水彩画家・長尾周二1708202
昨日サンテニャン近くのチャペルを展覧会場にした施設で展覧会のベルニサージュが開かれて居てお伺いしました。フランソワーズさんが好きなスタイルの作品です。
その際に花の絵は如何なものかとフランソワーズさんから話が出たので、現代美術と言われているフランス作家や現代作家はイメージやオリジナリティと叫んで居るようですが、結果的に同じ様な表現方法で良い作家が居ないではないかと投げ掛けました。

パリのギャラリーや展覧会を見ても花をテーマにした良い作家が現代に於いて殆ど居ないではと話すと、彼女もそれらの事には同意し現代作家はフランスの美術大学で基礎教育が為されて居ないからだと仰有って居ましたがその通りだと日頃から私も思って居ますと話しました。又、ルドンも花の絵を描いて生計を立てて居た事も事実ですから売れる絵を描いて何が悪いと話しました。

具象絵画はそうした技術的な物も当然含んで居て空間表現やコンホジションも当然出来て居ます。50歳近い作家が4・5点を除いた作品のコンホジションやバランスが全て問題があるのに感性がど
うのこうのイメージがどうのこうのと言われても、もし横にコンホジションが理解出来て居て其なりの作家の大きく見える作品が来ると喧嘩に為りません。せめてバランスとコンホジション位は理解して居ないとと常日頃思って居ます。
日本はその点教え過ぎで個性や感性を潰す位ですが、完成度の高い作品を創作していると思います。
流行や人の後追いは結果的につまらない作品に為ると若い時から思って居ます。ですから20歳である公募団体の準会員でしたが辞めて現在に至って居ます。肩書きが好きな日本人からするとはぐれ者です。