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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二180217
銀座のギャラリストオーナーや銀座古径の社長とお会いして情報交換をしました。
又ブログを管理して頂いて居る千田さんともお会いしました。
そうした中で文化に付いて私がヨーロッパと日本人との違いを考えた時に、日本人社会が、明治そして戦後、徹底的に破壊されて文化に投資するという考えが無くなった事に有ると思い至りました。

私が昨年帰国前にフランスの市長や行政の職員から展覧会依頼が有りました。
日本でもそうした事が全く無かったとは言いませんが非常に稀な事だと思います。
お城の庭で写生して居て描き終わったら其の城に持参して下さい、とオーナーから言われました。持参すると、お買い上げいただきました。
買っていただいた絵を展示するために、お城の中に入って見ると400年前の肖像画が並んでいるばかりか、100年前の印象派の作品のコレクションも、そして現代の作家の作品もコレクションまでありました。。

果してこうした日本人は現在居るのか、と考えた時に絶望的に為りました。

美術館を持って居る企業家ともお会いしましたがヨーロッパのコレクターに比べると見識眼が浅いと思います。日本人は名前とか経歴から入って作品の良し悪しは二の次です。
ですから美術館の学芸員さえも見識眼を疑いたくなります。

初めて作品を見て直ぐ購入と言う事は殆ど有りません。
しかしヨーロッパのコレクターは名前や経歴ではなく、作品其の物を評価して購入して頂きます。

私達が海外に旅行した際にも先ず文化施設を見学に行きます。
日本に来られる旅人も同様です。豊かとされて居る現代日本は何故文化に投資しないのでしょうか?駅舎やビル群もいずれ取り壊される物が殆どです。
友人からは伝統工芸作家やアーティストは生活も立ち行かないと聞いて居ます。
企業や経済は良くなったり悪くなったりで永遠の繁栄は有りません。
経済力が有る今こそ文化事業に投資すべきだと思って居ます。

例えば名古屋でも観光と言ってもナンチャッテ名古屋城と熱田神宮位しか有りません。あと明治村かな遺産をぶっ壊した結果が現状です。
今こそ後世に残す文化に目を向けるべきだと思います。