水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

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水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
『坂本宿・蚤の市』を開催予定!
2024年3月より群馬県安中市横川の旧坂本宿に於いて上記のフリーマーケットを開催します。近隣(約400m)には旧松井田西中学校跡地の「MUSEE 松井田」(美術施設)があり、こちらも常設展示があり、原則観覧できます(入場無料・・2024年現在)。

また同時にこちらのフリーマーケットの出店者も大々的に募集しております!

ー概要ー
・群馬県安中市松井田町原266
(一社)アートシップインターナショナル
・開催日(雨天決行)
毎月第2・第4土曜日・日曜日
AM9時~PM3時
※詳しくは下記のページをご覧ください。



当サイトは画家・長尾周二氏の投稿をほぼそのまま掲載しております。
※掲載においては長尾氏本人の責任において現行の国内外の法令や社会規範等を遵守するように努めておりますが、お気付きの点等がございましたら直接長尾氏にお問合せをお願い致します。適宜対応いたします。

※メールアドレス(下記はリンクではありませんので入力ください)
shuj-nagao-go-12@docomo.ne.jp

(サイト管理者より)

2015長尾周二放浪記

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水彩画家・長尾周二150924
アーナルドさん宅に向かう前にペルジァ近くに住んでいらっしゃる富豪のフランチェスカさん宅に寄りました。彼の別荘は敷地内に1600本オリーブの木が有 るそうです。その彼は床に臥せって居ました。未だ72歳です。息子さん家族がスエーデン・ストックホルムの本宅から引っ越して彼を看護して居ました。
息子さんの話では筋ジストロ病やアルッファイマー病等3つの病に冒され重症だそうです。16ヶ国語を話しとてもフレンドリーな彼は残念な姿での再会でした。息子さんと再度会う事を約束しグビョウに向かいました。

グビョウに着いて1枚描きました。写真がそうです。アーナルドさんは相変わらすお元気でとても77歳には見えません。ご自宅を自分で増築してそうした事が健康の秘訣かも知れません。
アートシップインターナショナルの展覧会開催の打ち合わせも済んで此れからトスカーナ地方を堪能したいと思っています。
今晩は早速スパゲッティで歓待して頂きます。

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水彩画家・長尾周二150921
フランス・ロワールを出発し先ずエクス・アン・プロバンスを目指しました。此所まで約750キロです。
友人のガロさんに電話をしたのですが連絡が付かずランチにピザを買ってそのままイタリアに向けて走りました。地中海を右手に望みカンヌ、ニース、モナコと絶景の風景を楽しみながのドライブです。ロワールは秋めいて居ましたが南仏は夏その物でとても暑かったです。
イタリアに入りジェノバ、ピサの斜塔を車窓から眺め走りすぎました。
約2000キロ有料高速道路は走らず下道で来ましたピサの斜塔もフィレンツェも何度か観光して居ますので通過です。ペルジァに着く前にシェナの街を観光して来ました。写真がそうです。
イタリアの道はとても走り難く高速道路を使うのが一番です。しかし稼ぎが少ない私は高速料金倹約の為に下道を走って居ます。2年前にグビョウで展覧会が 有った際も帰りは下道でした。その際カーナビのトムトム君が余りにも暑い日で熱射病に為り画面が真っ白、使えませんでした。
イタリアの道路標識は最悪で例えばピサに向かったとして途中ピサの標示が無く為ります。しかも古い狭い道は曲がりくねって迷い易く出来て居ます。
今回は地図も持参しましたが前回は有りませんでした。何度も何度も人に尋ねながらイタリアを抜けました。トムトム君はフランスに入る頃に画面が戻り使える様に為りました。
あの複雑なイタリアの道を走った時にこそ頑張って欲しかったです。
今回は十分役に立ち汚名返上です。

次はトスカーナ地方の作品とレポートです。

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水彩画家・長尾周二150920
相変わらずハードな生活が続いて居ます。
二、三日友人の上森さんと写生をしました。今はイタリアに向けて旅立ちです。イタリアはグビョウでARTECの展覧会で3週間滞在したことが有ります。美術協会の会長や観光局の所長等皆さんと親しくさせて頂いて毎年展覧会の依頼が来ていました。
アートシップインターナショナルの展覧会開催の為に交渉に行ってきます。
イタリア・トスカーナ地方は風景画家に取っても魅力ある場所です。
とは言うものの相変わらず貧乏は常で有料高速道路は走りません。
アクシデントが有れば帰って来れないかも知れませんね。ま、イタリアに限らず各地に友人知人は居ますので何とか為ると思います。
話は変わりますがフランスの約束はフランス時間と言われる様に30分位遅れるのは当たり前です。しかしスペイン程いい加減では無くて約束は略守ります。ドイツや日本は確りと守りますが杓子定規な生活には合わない私は少しいい加減な所が合って居るのかも知れません。
しかしランチに4時間ディナーに5時間使う国民性を見ていると無駄話や時間の浪費ではと思う時も有ります。何もかもそうした傾向が見られます。長年フランス人と生活して居ますから待つことや無駄話に付き合う事にも慣れました。
しかしビジネスには熱心でガレージで修理する際も価格を決めないで行うと高額な請求が待って居ますから要注意です。
大陸では騙す人より騙された人が悪いと言うのが常識ですから隣人でも何処のガレージが良いか等と会話が良く聞かれます。隙有ればです。皆さんフランスに来られたらその辺は念頭に置かれると良いでしょう。

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水彩画家・長尾周二1509081
マドレーヌ寺院入り口に大きなポスターを掲載しています。写真の様に美しい花壇が有ります。
正面入り口から右に向かい柵に沿って歩けばギャラリーの入り口が有ります。
連日100人前後の人々が来場して頂いて居ます。
水彩画家・長尾周二1509082
昨日はARTEC会長フランソワーズ・イカールさんのご案内でフランス料理のディナーを頂きました。昔からの雰囲気が其のままの美しい街並みの中にその店は有りました。各々の料理を注文しましたがどの料理も大変美味しかったと皆さんの感想です。

Parisを十分堪能し交流親交を深めた展覧会参加者でした。
明日は一部のアーティストは写生に一部のアーティストはロワール観光にそして会場を留守番する方と別れて行動です。

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水彩画家・長尾周二150907
一般社団法人アートシップインターナショナルの海外展第1回Paris展の初日を迎えました。6月にParis日本文化会館でフランスの美術団体ARTECとのジョイントで展覧会を主催しましたが実質的に今回がメンバー展としての旗揚げです。

海外初のアートシップインターナショナルParis展は私の想像以上に手応えが有りました。
Paris日本文化会館展に続き今回も在仏日本大使館の後援を頂きました。
マドレーヌ寺院入り口に120×80センチのポスターにはJAPAN.KOKORO.EXPOSTIONのタイトルと共に国旗と在仏日本大使館のロゴマークが並んでいます。
フランスParisのセンターにあるマドレーヌ寺院は世界中から来られた観光客が見学にいらっしゃいます。そうした中で美術に関心の有る方がポスターをご覧に為って入場して下さいました。
ベルニサージュにも関係者友人知人が25名出席して頂きました。その中にはフランスを代表する作家ロルジュのコレクター柴沼さんARTEC会長フランソワーズ・イカールさんや自治体体国化協会のParis事務所所長荒井さんレストランオーナーの千葉さんも来て頂きました。
全く何も無い処からマドレーヌ寺院のギャラリーを使わせて頂く契約が出来こうして皆様のご支援を頂き開催出来ました。
心より感謝申し上げます。
マドレーヌ寺院入り口に大きなポスターを用意しました。日本の日の丸とParis日本大使館の後援許可マークロゴが効いたのでしょうか20人位の日本人観光客が来られました。それらを含め初日の入場者数は150名を超えました。
全てが期待以上の1日でした。

アートシップインターナショナルの主たる目標は日本人作家を世界に羽ばたける事を応援する団体です。今回はメイン作家を平沼邦子さんとしフランスの評論家 に作家紹介文を書いて頂きました。今後こうした発表と同時にあらゆる方面に働きかけ作家の後押しをしたいと思って居ます。
早速火曜日にはARTEC会長フランソワーズ・イカールさんがParisのラジオ放送局で今回の展覧会情報を放送して頂きます。
平沼邦子さんの作品解説を含めメンバーの作品に付いて事前打ち合わせを今日する事に為って居ます。

こうして産声を上げた一般社団法人アートシップインターナショナルを今後共宜しくお願い致します。

一般社団法人アートシップインターナショナル 理事長 長尾周二

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水彩画家・長尾周二1508311
土曜日、個展会場の鍵をマダムに渡しParisに向かいました。
日曜日夕方シャルル・ド・ゴール着で友人の上森さんが帰国です。個展開催中ですがマダムに一日開けて頂き迎えに来ました。
土日の午前中は此処ポートバンブーは蚤の市開催中です。
勿論見て回るだけでも楽しいので機会を捉えて来ました。
車中泊で夜明けと同時に見て回りました。もう夏の終わりで7時過ぎても準備中の店が殆どでした。
そうした中で日本人女性と出会いました。今日昼にはパリを立つそうでその前に来られたそうです。此処ポートバンブーは日本人観光客にも人気で良く見かけますが夜明けと同時に来られる方はさすがに目立ちます。声を掛けて品定めをご一緒しました。
水彩画家・長尾周二1508312
先ずはアクセサリーをお買い上げ、アンティークのアクセサリーです。後は靴、丁度彼女のサイズにピッタリでした。私も以前此処で2足靴を買いましたがサイズが合えば本当にお買い得な商品が有ります。彼女が選んだ靴は20ユーロ新個品で店で買うと最低数万円はする品物です。
後はリモージュの菓子入れとお皿二枚三点で30ユーロこれは超お買い得でした。支払いをした後に様子を見ていた老人が話し掛けて来て良い買い物だったねと 仰って居ました。買われた彼女は菓子入れの方が気に入って居るのかも知れませんが私は小さなお皿二枚の方に価値が有ると思って居ます。
菓子入れだけでも30ユーロで通用する品物でした。彼女と別れた後再度回って写真にある女性のレリーフをてに入れました。

人との出会いもアンティークとの出会いも楽しいものです。

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水彩画家・長尾周二150827
よってガソリン代金節約の為にも野宿をしています。
ロワール地方は自然と共に生活している場所ですから私の大好きな場所が至る所に有ります。何ヵ所か川の河畔で絵になり宿泊可能な場所を見付けました。今日は小高い場所に教会が見える河畔に泊まりました。
目の前に殆ど手付かずの川が流れて居ます。日本の川の様相と違って川面はまるで湖の様に木々を写しゆったりとして流れて居ます。其処に風が吹いたり雨が降ったりと刻々と表情を変えて行きます。
館の生活はパソコンに向かって居る時間が多く為りますがこうした場所は心静かに自然を楽しむ事が出来ます。
夜半雨が振り出し木の枝をつたい滴が落ち車の屋根を叩く音で目が覚めました。
何とも幸せな事でしょうか朝の情景も楽しみです。

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水彩画家・長尾周二150821
8月25日〜9月2日迄ギャラリーバガボンドで個展予定されて居ます。
会期は9月6日迄でしたがParisのマドレーヌ寺院の展覧会が有る為に2日までとしました。
3年に渡り毎年依頼されて断り続けるのも気が引けての開催です。
ベルニサージュのカードも出来上がって友人知人に配り準備を始めました。
さほど広くない会場ですから30〜40点もあれば十分でしょうね。
近作のココリコ畑やロワール川の作品を出品しょうと思って居ます。
特に近年は作品発表よりも作品制作に重きをおいて居ます。勿論収入の作品販売が大切です。
あれこれ準備をして下さいと言われて居ますがその辺の事は余り興味が有りません。
価格表とかポスターとか、、。フランス語もろくろく出来ませんし、何時も作品で勝負と考えて居ます。
その作品も納得の行く作品が出来なくて困って居ます。
ですからその辺はもう好きにしてくれと言った心境です。
ロワール地方では作家として認知して頂いて居るようでギャラリーから作品を扱いたいと依頼が有ったり今回の様に展覧会依頼も来るように為りました。

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水彩画家・長尾周二150819
リュックサックに画材を詰めて30号を抱え事故現場を通り河畔にイーゼルを立てて制作しました。
私が寝ている館から15メートル位の場所での事故でした。トラックのブレーキ跡が残って居るのに対して乗用車は殆ど有りませんでした。花束が2つ有りまし た。乗用車が無惨な姿に為って居た場所は20メートル以上離れた道路下の河川敷道路の場所でした。ま、乗用車の居眠り運転か飲酒運転でしょうね。
人の一生は予期せぬ事で終わる事も有ります。
私は既に余生と考えて芸術活動に取り組んで居ます。そうするとどんな馬鹿馬鹿しい事も楽しく取り組む事が出来ます。
今日朝は三枚水張りをして二枚額縁製作に取り掛かり昼から河川敷で制作しました。
私の大好きな風景が目の前に有るので毎日通っても飽きません。
明日も予定が無ければロワール川で写生です。

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水彩画家・長尾周二150816
マダムと一緒に作品展示をしてきました。16日日曜日、犬のフェスティバルが開催され私達は彫刻や絵画作品を展示してきました。犬好きの人達が集まって ドッグレースをする様です。前日からキャンピングカーに犬と一緒に滞在中でした。又新しいシャトーの人達と親しく為るチャンスです。

帰り道ブラッシュに在る円さんのお店に立ち寄り夕食のお寿司や惣菜を買って帰りました。
私は昨日、円さんのお店うまみでランチに柴沼さんご夫妻に招待されてお寿司のコースを頂きました。2日連続の日本料理を頂いた訳です。
柴沼さんご夫妻と日本で依頼されて居る柴沼さんを含む三人のコレクター作品の展覧会をプロデュースする話や私が考えて居るイタリア・グビョウの企画展と併せ柴沼さんのコレクションのロルジュ作品展も可能かどうか訪ねて来て欲しいとの事等話が有り和やかに会食をしました。

イタリア・グビョウは一昨年展覧会で3週間滞在し街の美術協会会長のアーナルドさんや観光局の所長等親しく為って居ます。

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