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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901081
サンマリノやベローナを回って居た時のヤバイ出来事です。
渡欧して2年目小さな村の教会裏で休憩をして居ました。
すると中学生らしき男の子が寂しそうに座って居ました。

その子とたわいの無い話をしてる時に警察官が3人来ました。
同行して欲しいとの事で警察署に連れて行かれました。
何とイタリアの警察署取調室に入れられました。
その取調室の扉は金庫室の扉と同様な見た事も無い頑丈な物でした。
「ガシャーン!」と閉まると外界の光も入らない代物でした。
水彩画家・長尾周二1901082
後から聞いた話ですが、その子が自分の親戚の警察官が所有する腕時計を盗んで手配されて居る時に私が一緒に居て連行された訳です。
勿論身に覚えかありませんから堂々と笑顔で質問に答えて居ると途中からその扉は開けられ、
此れで助かったと確信しました。
その子の母親か無実を証明したとの事でした。

母親は「懲りずに又来て下さい」と言われましたが、警察署の取調室に入った村など2度と来るつもりは有りません。 一歩間違えれば罪人になるところでした。

又釈放の際に警察官が「私にこの村から出て出て行け」とえげつない英語で叫んだ事でも有り何が起こるか分からないイタリアには近づかない様にして居ます。

イタリアでは他にもベローナで観光して車に帰ると車の鍵穴が壊されて居ました。
幸いオートロックでドアは開かず荷物は無事でした。

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