ブログネタ
水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1807091
西日本大水害、被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。

香川県でも連日、携帯から避難勧告や警報が流れて気分も沈んで居ました。
そうした中シャンシャンと力強い蝉の鳴き声に少しほっとしました。

一日も早い救助や復興を願うしだいです。

また世界的な気候変動によって今後もこのようなことが度々起こる可能性を考えれば、治水や防災がいかに重要か考えさせられました。
水彩画家・長尾周二1807092
私は国内外を問わず数え切れないくらい色々な場所を巡ってきました。

過去にやはり洪水などにより大きな災害を繰り返してきた、木曽三川河口付近も度々訪問しました。そこでは昔徳川幕府から命を受けて、危険を顧みず堤防を作った鹿児島藩士の苦労が偲ばれました。

東日本大震災の津波被災地も震災前に何度か訪問したことがあります。
ある集落では当時から高さ10メートルくらいにおよぶ巨大な防潮提が築かれていました。
当時は地元では「防潮堤があるから大丈夫だ」と万全の備えと考えられていました。
しかし震災の時にはそこを乗り越えた想定をはるかに超える津波が襲い甚大な被害がでました。
震災の後、未だに現地に行って居ませんが心が傷んで訪問する事を躊躇っています、、。

その後被災した、しないに関らず各所で巨大な防潮堤の建設は行われていますが、
政治や行政主導での各所の河川の治水や改修も待ったなしの状態かもしれません。

部屋で花を色紙に描いて居ます。こうした小さな絵でも中々上手く行きません。
今日も何枚か写生します。