水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

当サイトのタイトルや画像や文言は無断での転用・転載を固く禁じます。
水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
『坂本宿・蚤の市』を開催予定!
2024年3月より群馬県安中市横川の旧坂本宿に於いて上記のフリーマーケットを開催します。近隣(約400m)には旧松井田西中学校跡地の「MUSEE 松井田」(美術施設)があり、こちらも常設展示があり、原則観覧できます(入場無料・・2024年現在)。

また同時にこちらのフリーマーケットの出店者も大々的に募集しております!

ー概要ー
・群馬県安中市松井田町原266
(一社)アートシップインターナショナル
・開催日(雨天決行)
毎月第2・第4土曜日・日曜日
AM9時~PM3時
※詳しくは下記のページをご覧ください。



当サイトは画家・長尾周二氏の投稿をほぼそのまま掲載しております。
※掲載においては長尾氏本人の責任において現行の国内外の法令や社会規範等を遵守するように努めておりますが、お気付きの点等がございましたら直接長尾氏にお問合せをお願い致します。適宜対応いたします。

※メールアドレス(下記はリンクではありませんので入力ください)
shuj-nagao-go-12@docomo.ne.jp

(サイト管理者より)

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130521
インターネットでニュースを地球の裏側で毎日の様に見ています。株価が15000円越えにも驚きましたがトヨタとホンダがF1参戦復帰と聞いてやってくれるじないかと大変感動しています。

ヨーロッパ滞在7年目、白人社会での出身国や人種などによる差別待遇、先輩達が何れ程頑張ったか身を持って知らされました。

そうした中で忍耐と努力で頑張って居る日本人仲間が居ます。幸い理解者や後援者の居るお陰でフランスでも認めて頂ける様に為りましたがこうした困難を乗り越えてこそ立ち上がれると確信しています。

頑張れ日本です。〓

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130518
シャトーボガールでポートレイトインターナショナル展が始まりました。フランスには世界各地からアーティストが集まり競って居ます。私は今回の展覧会には出品はしませんでしたがディナーレセプション会場で1日だけの花の個展をさせて頂きました。食事は友人の向井円さんが創作日本料理を出して下さいました。60人の参加者で皆さんから喜んで頂きました。

居ながらにして色々な国のアーティストと競い合える事は私に取っても興味深い機会で有ります。日本からは荒井弘子さんが出品しています。もう一人カタログには日本から出品予定でしたが作品が届いて居ません。韓国、ロシア、アメリカ、イタリア、スペイン等の作家が出品しています。

一言で言うと世間ずれした変わり者が私も含め大集合した様なものです。口から産まれて来たようなフランス人と渡り合うには大人しくしてたら良い様にあしらわれてしまいます。マダムもイエスかノーかハッキリしなさいと言う位ですから自分の主張は言い過ぎと思う位で丁度良い位です。
作品もあらゆるスタイルの物が揃って居ます。私から見ると江戸時代の見せ物小屋の様で現代を象徴しているのではないかと感じます。
それでも其なりに気迫が伝わって刺激に為ります。ま、5人位は参考になる作品ですが後は見せ物小屋のゲテモノでそれはそれで面白いと思って居ます。
私は現代美術とか最新の芸術とか全く興味が有りませんし自分は自分の仕事を掘り下げるだけですからそう言う意味ではまるで興味は有りません。しかし、色々作品と作家から受けるインスピレーションは自分を鼓舞する力に為ります。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130516
搬入に飾り付けそして大きなポスターをロータリーに設置と忙しくしています。
シャトーボガールの東側にある畑は菜の花で黄色いジュウタンに為って居ます。その先に街の教会が望めとても美しい風景です。
会期中に是非とも制作したいと思って居ます。

シュウジの街にある個人の庭で牡丹を三枚描きました。今回の写真もその一枚です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1305141
早朝6時にロワールを出発、パリでアートテクトメンバーと合流してベルギーに向かいました。ベルギーにあるMouscronと言う街に在る美術館を下見に行くのが主な目的でした。日本でも同様ですが3年先とかの予定に為りますがアートテクトメンバーによる展覧会を進める為です。
ベルギーの街は美しい風景です。
水彩画家・長尾周二1305142
写真は市庁舎前で撮った物です。
関係者7人と食事、見学の後にブリュッセルの美術館も見学してきました。
片道約500キロ往復1000キロの道程ですからパリでメンバーを送れた後、ロワールに帰って来たのは次の日の早朝5時でした。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
5月1日朝から出かけました。雨が降ったり止んだり肌寒い一日でした。
内心シャトーシャンボールでの大規模な年に一度の蚤の市に行きたかったのですが展覧会を優先しました。
会場で水彩画によるデモストレーションの依頼が有りましたのでお伺いしました。
雨が降ったり止んだりの天候でしかもとても寒い天気でした。そうした中、きもので正装し、チャップリンハットを被り30号に風景画を描きました。途中、雨で中断も有りましたが4時間程で仕上げました。
絵を描き始め全体のイメージが見えてきた頃に地元ラジオ放送の生中継が有りました。
フランスでメデア出演も何度か経験して居ますので慣れた物です。まあ一言、日本語をと言う事で後はアナウンサーが紹介して頂きました。

絵を描いて居る時は勿論大勢のギャラリーが居ました。質問されたり写真撮影に応じたりで大変賑やかでした。何人か作品が欲しいと話が有りましたが価格が折り合いませんでした。販売は想定して居ませんでしたから小品は持って来ませんでした。尚,小品を描いて下さいと依頼が有りましたがとても疲れて居て応じられませんでした。
参加していたアーティストと親交を深めた事は言うまでも有りません。

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水彩画家・長尾周二130429
マダムが出品している展覧会のベルニサージュに行って来ました。南西約60キロ先に有る村です。
ロワール川の流れを見ながらシャトーアンボワーズを通り抜け幾つもの村や地平線迄続く麦畑を走り抜けました。
フランスの素晴らしさは観光地でなくてもいたる所に美しい風景が有る事です。ですから初めて訪れる場所は尚更心がときめきます。期待を裏切らない感動が有りました。特に草原の中にある古い農家の建物には心を奪われました。
展覧会会場は村外れにある古い教会です。5月1日に、この会場で水彩画のデモンスト
レーションをする事に為っています。

先日パソコンで遊んで居たら水彩画家で検索画像をクリックすると私の作品や写真が出てきて大変驚きました。ブログには自信作もボツ作品も日記代わりに載せて居たのですが少し考えて掲載しないと行けませんね。私は殆どインターネットの世界には無知でしたので本当に驚きました。インターネットは歴史的にも便利で凄い革命的ツールですね。 

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水彩画家・長尾周二130423
先日マダムと共にパリに行って来ました。毎週パリの放送局でラジオ番組を担当しています。大学の教授もそしてARTECの会長としても活動しています。今回はパリのARTEC会合で行きました。
ほとんどフランス語の出来ない私は別の机で居眠りです。
パリの街も新緑が芽吹き始め爽やかな風景が楽しめました。会合が有ったのはポンピドウ美術館の直ぐ近くでした。行き帰りは地平線迄続く緑に覆われた畑を望みながら帰って来ました。私の大好きな季節が戻って来ました。
と言っても花粉症でくしゃみが堪りません。

作品はマダムの庭で制作しました。

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水彩画家・長尾周二130417
私は本当に友人知人に恵まれて居ると思います。
日本でもヨーロッパでも泊めて頂ける友人が多数居る事に感謝です。

スペイン・ポルトガルからの旅から帰って来ました。寒い日々が続いて居ましたがロワール地方にも暖かな春がやって来ました。
館の庭にある桜の花も満開です。
帰って来て早速庭で制作をしています。
庭に小川があり石造りの橋が二ヶ所に有ります。私が滞在中初めて川が満水です。それだけ毎日雨が降り続けた証拠です。
池と小川の風景を描きました。
又黄色い花や白い花が一面咲いていてとても美しい風景に為って居ます。

しかし描いても描いてもイメージ通り仕上がりません。旅行でも14枚帰って来てからも3枚描きましたが中々思う通りに為りません。
一斉に若葉が芽吹き始め心は踊るのですが作品はいまいちの作品ばかりです。
明日もトライです。

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水彩画家・長尾周二130413
30数年前にスペインを旅した際に強く印象に残っているのが赤い大地です。マドリッドからトレドに向かう車窓から見える赤い大地は日本では先ず見られない風景です。
地平線迄続く丘陵の畑が走れど走れど赤い大地でした。その赤い大地の真ん中で今日は泊まります。一日居て農家の車が1台通っただけの場所です。
風は強いのですが陽射しは初夏の様相です。
こんな場所でも動物は居ます。穴兎が遠くから様子を伺って居ます。これから夕日を迎えます。どんなドラマを演じてくれるか楽しみにしています。

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水彩画家・長尾周二1304081
地中海に面したスペイン・ベニドームに居ます。イバイロさんもポートレイト画家でランチをご一緒しました。寿司レストランです。勿論この地域に日本人全て数えても五人しか住んで居ないそうですからチャイナレストランです。ヨーロッパで何軒か寿司屋で食べましたが日本人以外の店にしては先ず先ずでした。しかし店の店員の服装は怪しげな韓国+ベトナム風のスケスケの服、食器や箸は中国商品とミスマッチの組み合わせでした。さすがにチャイナレストラン中国の春巻きや唐揚げのソースは中国風でした。日本風の提灯や富士山の写真、浮世絵は良いとしてカーテンは中国の書が書いている図柄で何処の国のレストランかと不思議な感覚で頂きました。
水彩画家・長尾周二1304082
前日にアルテァの行き止まりの丘の上で絵を描いて居たら車が止まり日本人ですかと声を掛けられました。五人住んでいらっしゃる一人の方です。一時間半ぐらい現地でお話を伺いアドレスを交換して別れました。ま、私も先方も驚いたのは当然です。

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水彩画家・長尾周二1304061
スペイン・ベニドーム槙さん宅に滞在中です。スペインも場所によっては洪水で家が流されたりしている場所が有るそうです。道理でスペイン・ポルトガルを走った感想は大地が青々していてちょっと違う印象を受けました。ま、今年はそれだけ良く雨が降って居ると言う事です。
ベニドームに着いて早速スタニヴィールさんやアナトリーさん一家と再会しました。
水彩画家・長尾周二1304062
今日は槙さんはサンドイッチを作りゴルフに出掛けました。
私は槙さんの作ったサンドイッチを持参して写生です。此処バレンシアは比較的雨が少なく過ごし安い所で一日中降ることはほとんど無いそうです。
写真はスタニヴィールさんと描いた風景画です。

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水彩画家・長尾周二130402b
ヨーロッパの中でもポルトガルは一番好きな国です。素朴な街並みが心に響きます。人々は私が子供の頃の日本人の様に心優しく暖かく接して下さいます。

スペイン国境に沿って200キロ位何ヵ所の街を訪れました。残念ながら毎日雨でちょっと青空がのぞいた時は一枚描きました。
風も強く傘も飛ばされそうでした。
写真は世界遺産の街で城郭都市です。ま、他の世界遺産の様に為って欲しくはない風景です。

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水彩画家・長尾周二130401
ロワールの古城は春霞でとても美しく素晴らしい風景でした。一路西に向かいスペインを目指しました。夜が来ると満月の月は東の空から霞の中昇って来ました。スペインに入って山中で野宿、ガソリンを満タンにしてN1号線をマドリッド方面に走りました。空は鈍より雨が降ったり止んだりです。するとヒッチハイクをしてしいる若者が居ました。話を聞くと近くの街まで乗せて欲しいとの事でした。

彼の名はブロンジィさんです。あの巡礼の道を既に500キロ歩いたそうです。途中友人に会う為だそうで喜んでご一緒しました。彼は心の中で感じる詩を詠うそうです。後300キロ余り頑張って下さい。
四国生まれの私は心に染みる彼の言葉でした。
マドリッドから満タンにして地図を見ないで走り出しました。無駄な走りですが本当に気儘な旅でも有ります。

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水彩画家・長尾周二130326
ブロァのシネマホールでジャパンフェスティバルが有りました。友人の向井円さんから誘われて私も参加させて頂きました。日本映画上映とポスターやキャラクターグッズの販売をしていました。勿論、コスプレはフランスでも大人気です。
向井円さんは得意のマンガ展示と折り紙、習字そして寿司の実演と大活躍でした。私は作品展示と似顔絵を描きました。20〜30人ぐらい描いたのでしょうか、行列が出来て居ました。子供達も大変喜んで頂きました。
日本人は私達二人だけでたが皆さん楽しんで頂きました。

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水彩画家・長尾周二1303252
油絵の具は買い揃えて描く準備はしていまいた。
昨年はロールキャンバスを用意して準備万端でした。ロワール地方もやっと天気が回復して晴天が1日続きました。
勿論銀座で個展を開催して居る時代は油絵を描いて居ました。
まるで子供の頃に戻った様な気持ちで楽しく描きました。
昨年は水彩画で書いたプラムの花です。

朝から夕方まで係りました。今後も時々油絵を描きたいと思っています。
未だ外は寒いのですがあっという間に時間が過ぎました。

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水彩画家・長尾周二130324
写真は先日マダム・フランソワーズさんの誕生会に撮った物です。フランスは家族で誕生会を開きます。プレゼントはその場で開けて見ます。家族から贈られた品物は珍品から必需品迄、心温まる物です。
こうして家族の一員として親しくして頂いて居ます。本当に有り難い事です。
海外で生活している邦人はその国々の文化や習慣の壁を乗り越えて尚逞しく生活しています。
パリでの窃盗は経済の悪化に伴い益々凶悪化して居るそうです。
背後からこん棒で撲られ意識不明に為った日本人観光客も居るそうです。
日本人はターゲットに為って居ますからくれぐれもご注意下さい。

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水彩画家・長尾周二130318
日曜日ブラッシュ市にあるアンティークショップのマダムが亡くなったあと、店の商品全てがオークションとなりました。マダムは前美術協会の会長をして居た関係で親しくして頂いて居て良くアンティークショップには通って居ました。オークションが有ると知らされてシスレーヌさんと一緒にショップの前で行われて居るオークションに行って来ました。
形見分けの様な気持ちで落札したのはランプです。
アンティーク市で良く見掛けるプロフェッショナルが最前列に陣取って品定めをしていました。
何人かで競いましたが落札させて頂きました。
どうするのと言われると返事に困るのですが数えるとランプが10個と蝋燭立てが3個有りました。
私の部屋はまるでアンティークショップの様に為って居ます。
眺めて居るだけで和んで来ます。

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水彩画家・長尾周二130314
フランソワーズ・イカールさんの館にはルドンの模写が何枚も有ります。その中でも好きな作品が写真の作品です。ルーブル美術館でルドンの特別展が有った時に作品を見ましたが何故此処に模写が有るのかと言うとマダムの御祖父さんがルーブル美術館に勤務して居た画家だったからです。私が居る部屋にも30号の人物画が有ります。

3・11の年、欧州に旅立ったのはその一週間前でした。友人から後で言われたのですが遅れて旅立つと成田から飛び立てなかったよと。
スペインの友人宅で津波の映像を見て直ぐフランスに飛びブラッシュ市の市長にチャリティー展覧会を依頼しました。それらの一連の事も今思うと天命だと思います。
何故フランスのロワールに居候しているのか?しかもARTEC会長の館なのか?不思議なご縁です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130310
絵を描く事は何の意味があるのか?描いても描いても到達点が見えないのは何故なのか?
時々、自問自答を求めます。
ま、そんな事をしても余り意味は無いのですがね。

滔々と流れるロワール川の畔で風景を眺めて居ると其れだけで絵筆を持ちたく成ります。
又この地に来られて制作出来る喜びに感謝です。

大白鳥が風を切りながら飛び立って居ます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二・130303
館の庭には一面にperce neige雪の花が一面に咲いて居ます。プラムの白い花も咲き始めました。ロワール川は雪解け水で滔々と流れて居ます。外の風景は此所も描いて下さいと話し掛けて来ます。
待って居なさい!イーゼルとキャンバスを持って外に出る日も近いです。
帰って来て早速キッシュをご馳走に為りました。
日本料理も美味しくて太って帰って来ましたがフランスの家庭料理も美味しいので痩せる暇が無いようです。
暖炉には薪が焚かれて部屋も全館暖房が入って居ます。しかしもう其処まで春はやって来ました。

日本各地の友人から頂いたお土産を渡し又、日常の生活が戻って来ました。

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