水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『KOKORO JAPON展』開催
フォモンタン・ミュゼマタ(フランス・ロワール地方)
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
主催:(一社)アートシップインターナショナル
協賛:ARTEC(欧州造形美術振興協会)
後援:在仏日本大使館(外務省)
詳しくは下記のページをご覧ください。


今月の国内イベントのお知らせ
今月(2024年10月)は「坂本宿蚤の市」および「本部併設ギャラリー」はお休みします。またのご来場をお待ちしています。
※なお旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設「MYUSEE 松井田」は閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2013年08月

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130830
アーナルドさん等に別れを告げて一路フランスです。先ずペルージャ近くに住んでるフランチェスカさん宅に寄り挨拶をしました。
せっかくのイタリア紀行ですから観光地も立ち寄ります。Sienaの広場を見てきました。後はLuccaの城郭都市です。
基本的に観光地は余り好きでは有りませんのでどちらも早朝か夕方街を散歩して終わりです。ま、行ったよ見たよでスケッチする間もなく移動です。
バカンスシーズンも略終わりで思った程車の渋滞は有りませんでした。
左側に地中海を見ながらリゾート地を駆け抜けます。目映い程の青空、青い海そして散らばる邸宅や別荘、何処まで走っても美しい風景が続きます。
残念ながら次の展覧会がパリで待って居ますのでのんびりとは行かず走り抜けました。
地図には以前何度か走って泊まった場所や良かったと記されて居ます。
そしてフランスに帰って来ました。途中モナコの街中を走りました。何だかチャラチャラした伯母さんや私には場違いな服装のおネーチャン何台もランボルギーニ等最高級車が走っていてえっ!と言う感じでした。然程幸せそうな顔で歩いては居ませんから見栄と贅沢が闊歩している感じですね。
生涯、私には縁が無さそうな生活です。
ニースを走る頃には夕陽も沈み空は淡いピンクの夕焼けが海に映えて居ました。ゆっくり走って居ると若いカップルと目が合って素敵だねと手を振るとにこやかに二人で応えてくれました。あの二人は海も夕焼けも独り占めです。
後はエクス・アン・プロバンスを目指します。

写真はグビョウで描いた80号の作品制作風景です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1308272
野宿をしていると色々な出会いが有ります。今回も絵を描いてると夕食に招待されたり飲み物の差し入れが有ったりしました。展覧会を除いて名刺も5枚貰いました。イタリア人だけでなく他の国の人も居ました。
そうした出会いの中でも動物と出会うのも感動的です。針ネズミだったり猪や雉にウサギと多様です。今回はフクロウです。
目の前の杭にとまったので車のライトを点けて確認、何と梟が居るではありませんか。一度飛び立ったのですが又、帰って来ました。ちょっとライトを点けて直ぐ消しました。今度は数十分以上とまって居ました。多分お気に入りの場所だと思います。
こうして梟と夜を過ごしました。

GUBBIOの印象は夏のバカンス中、皆さん一生懸命、街を盛り立てて居るのが伝わって来ます。しかしどのイベントでも数百人規模の参加者で夜、毎日の様に違う広場でコンサートやイベントが有るのですが参加者が数十人がやっとと言った状況です。一番多いのでも百人規模でしょうか
この努力が必ず実ると思います。鼓笛隊が夕方街を練り歩いたり中世の服装でイベントをしたりと本当に頑張って居ます。日曜日は蚤の市先週は自転車競技、今週はカーレースと多様です。
ま、カーレースは爆音と夜は深夜迄演奏会で私は街から脱出しましたが市民の皆さんの努力はひしひしと感じます。その一環がイタリア・フランス交流展覧会だったと思います。
この中世の街並みを一度訪れて見ては如何でしょうか!

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130826
アドリア海に面したアンコナからグビョウに戻りました。戻る途中、渓流沿いの道を走りましたので水浴をしサッパリして帰りました。
持参した50号80号を描きましたが何枚描いても納得の行く作品は出来ませんね。此で水彩パネルは描ききり後はスケッチブックと油絵キャンバスが残って居ます。
グビョウの街は金土日とカーレースのイベントで昼はマシーン夜は深夜まで演奏と車上生活には適さない環境で土曜日作品を仕上げた後アーナルドさん宅でイタリア料理をご馳走になり街から峠越えし山間の寒村に逃げて来ました。

季節の変わり目で早朝、バケツをひっくり返した位の雨と雷でした。今は曇り空です。
昼にコンロでご飯を炊いてちらし寿司を作って食べました。このコンロは7年前にヨーロッパ出発前、弟から頂いた物です。
ガスボンベは大型スーパーマーケットやスポーツ専門店で買う事が出来ます。勿論、全く売って居ない国も有りますがドイツ、フランス、スペイン、イタリア等主要国には有りました。

温かいご飯とお茶は体調維持には欠かせません。
さて、後数日で展覧会も終わり、フランスに向けて走り出します。
写真はアンコナの教会作品30号です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130823
フランチェスカさんはスエーデン人でペルージャ近くにオリーブの木が1600本植わって居る別荘に住んでいらっしゃいます。6年前、小さな村の教会横で出会い数日間共にしました。彼のコレクションはレンブラントとゴヤです。久しぶりに別荘にお伺いしたのですが幸い在宅中でお会い出来ました。
出会った場所に工事中だった建物がレストランとなりオープンしていました。
そのレストランに招かれランチをご一緒しました。

その後海が見たく為って一路、アドレア海を求め東に走りました。ヨーロッパ放浪の旅を始めた頃に買った地図には野宿した当時の記録が残って居ます。
今、その時見た風景が目の前に有ります。
ANCONAの街に在る教会を二枚描いて少し南に走った断崖絶壁の駐車場です。
明日、その海を描いてグビョウに帰ります。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1308191
イタリア・グビョウの画家とも親交を深めて居ます。写真をご覧の通り底抜けに明るいイタリア人に日本食の代表ちらし寿司・カレーライスを作りご馳走しました。
水彩画家・長尾周二1308192
もちろん私はイタリア語が出来る訳でも有りませんがそこはアーティスト同志心が通じ合います。
デザートはイタリア料理大変美味しく頂きました。
今日来られたメンバーをモデルにポートレイトを描く約束や日本の話題で盛り上がりました。
水彩画家・長尾周二1308193
明日は日本人の画家、石田さんがいらっしゃいます。ホテルや夕食の心配もして下さいました。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130816-1
グビョウの路地裏で制作していたら丁度、絵を描いて居る家のチーコさんが招いて頂きました。彼の庭から見えるシャトーはとても素晴らしい風景で、此所で描いたらと誘って頂きました。シャトーの展覧会案内と私のパンフレットを届けたら彼の家族や友人14人を招いてガーデンパーティーを開いて居ました。
水彩画家・長尾周二130816-2
バーベキューでもてなして居て私も参加させて頂きました。
イタリアのパンはイマイチを訂正させて頂きます。ここグビョウのパンは初めて味わう美味しいパンでした。勿論、ペペロンチーノやハム、ワインにいたるまでとても美味しい物でした。何処の国でも家庭料理は本当に美味しいと思います。デザートのケーキも初めて味わう物でした。
又、ガーデンから見えるシャトーにある大きな鐘の演奏が夕方7時から20分間3人で行われて居るのが良く見えました。この演奏は特別な日に行われるグビョウの曲を演奏しているそうです。
後日、このガーデンで描かせて頂く予定です。

あっ!デカイ・スイカ3日かかって完食しました。朝、昼、晩と8回に分けて食べきりました。デカイ・スイカ又チャレンジしたいですね。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二1308151
今度で6度目のイタリアです。

前回は教会で少年と話して居たらパトカー2台少年と共に連行され取り調べ室で尋問、彼が泥棒をした様で何の関係も無いのにこの扱い。しかもポリスからこの街から出ていけ!だと

前々回はベローナで駅前に駐車して市内観光を1時間位して帰って来たら車のキーが壊されて居ました。オートロックでしたからドアは開かず盗難は有りませんでした。丘の上で車中泊をして絵を描いて居たら住民が通報、ポリスが来たりと散々でした。通報と分かるのはパスポートナンバー迄控えて行ったからです。
その時はジタンから仕事を紹介してくれと話が有りました。彼の話ではヨーロッパの中でもイタリアは良くないと話して居ました。

サンマリノの店のオーナーからも、
「教育が悪い、経済が悪い、政治はどうしょうもないマフィアと繋がって居る。今世紀中にイタリアが良くなる事は無い」
と聞かされました。

水彩画家・長尾周二1308152
そう言う訳で私の印象は最悪でしが今回訪れたGUBBIOはそうした悪い印象は余り感じません。
街が小さい、さほど有名では無い街ですが住民の皆さんが一生懸命街を盛り上げ様としている事が伝わって来ます。
私が駐車している市のフリーパーキングには料金徴収者を装った4人の黒人が毎日来て車を誘導しチップを稼いでます。物売りも当然居ます。
しかし彼等が特別悪さをする訳では有りませんから夜間でも車上荒らしは見掛けません。
観光客もイタリア人が中心で中国人や日本人は見掛けません静かな中世の街並みを堪能するには絶好です。

日曜日にはアーナルドさん宅でカレーライスとちらし寿司を作ってイタリア人画家をもてなす予定です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130814
昨日はベルニサージュで最後はディナーのフルコースでした。パスタもご飯料理もチキンも食べ過ぎ位、美味しく頂きました。日本人が大好きなイタ飯を堪能させて頂きました。私が座った回りは全てイタリア人、片言のイタリア語や日本語笑い声が絶えない楽しい時間を過ごす事が出来ました。こうした交流がとても大切だと思います。

今日はペルージャ迄行ってスーパーマーケットでお買い物、約200円位で日本で売られて居る2倍以上は有ろうかと思えるデカイ!スイカを買いました。一人で食べきる前に腐って来るかも。
生活用品は安いけどガソリンはバカ高。リッター240円位です。軽油でもリッター210円位かな高速道路のスタンドは更に高い! たまりません。
ま、展覧会が終わる迄は滞在しますが余り動きません。

イタリアのトイレに入って小便をしたら何と無く便器と高さがフィットするでは有りませんか!フランスやイギリスだとつま先立ちして用を足すのですが日本人の高さです。ま、イタリア人は日本人同様身長が余り高くないと言う事ですね。
大便のサイズはどうした事かフランスやイギリスと同じビッグサイズです。

相変わらず暑い夏、セミがシャンシャン鳴いています。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130810
イタリア・2度目・3度目に訪れる際にはGUBBIOを加えては如何でしょうか!
今日で3日目ですが時間が経てば経つ程味わい深い街です。近くにアッシジやペルージャが有りますがそうした華やかさは有りません。しかし、中世の建たずまいがそのまま残って居て画家の目で見ると絵になる場所がそこかしこに有ります。
インターナショナルな観光地では有りません。しかし、イタリア人の観光客は大変大勢いらっしゃって居ます。
早速、50号を制作しました。グビョウのシンボルでもあるシャトーです。
明日はローマ遺跡を描こうと思っています。
ランチはイタリアの画家と一緒にピザを頂きました。勿論、絶品です。
皆さんビールにレモンスカッシュを入れて飲んで居ました。私は初めて飲んだのですがよろしいのではないかと思います。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二130809
先ずロワールを出発しました。一路アルザス地方Thoesにあるアートテクトメンバーの別荘で一泊、此処まで約660キロです。1日雨で運転も大変でした。一夜明けて今度はアルプスのモンブランを雲の合間から見てシャモニーで休憩。相変わらず強い雨が降って居ます。アルプスのトンネルを抜けてイタリアに入りました。アルプスの雪渓を見ながら美しい風景に魅了されました。又描きに来たいですね。丘や街に見えるシャトーも興味深く見て居ました。
ミラノを過ぎてから雨は上がりましたが37度を超える暑さには参りました。サンマリノを右手に見ながら一路ローマを目指し走行距離は合わせて約1500キロでした。日本人画家の作品を始め車に満載された作品も無事届ける事が出来ました。
グビョウはローマ遺跡も有り中世の建たずまいがそのまま残って居る街でした。展覧会は街のシャトーで行われます。
写真はシャモニーの街から見たアルプスです。

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