水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『KOKORO JAPON展』開催
フォモンタン・ミュゼマタ(フランス・ロワール地方)
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
主催:(一社)アートシップインターナショナル
協賛:ARTEC(欧州造形美術振興協会)
後援:在仏日本大使館(外務省)
詳しくは下記のページをご覧ください。


今月の国内イベントのお知らせ
今月(2024年10月)は「坂本宿蚤の市」および「本部併設ギャラリー」はお休みします。またのご来場をお待ちしています。
※なお旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設「MYUSEE 松井田」は閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2014年04月

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1405021
四月、着いた時から晴天が続居ていましたが今は寒い雨風の日々です。マダムの話では春先温かい日々が続いて鹿の出産が早く為ったそうです。その後、寒い日が続いたので子供の鹿は寒さに耐えきれず死んだそうです。リンゴの花もプラムも今年は出来が良くない様子です。

artecの手伝い以外は毎日外に出て制作を続けて居ます。雨の日も風の日も時間を惜しんで描いて居ます。描けば良いとは言いませんが描かなくては前にも横にも進みません。ある画家が描けなく為ったら描きたくなるまで待てば良いと答えたそうですが私の様な才能を持ち合わせて居ない絵描きに取って描くしか解決の方法は思い当たりません。
水彩画家・長尾周二1405013
特に思い悩んで進まない時はチャンスと捉え山籠りで誰とも会わず戦いを挑みます。
すると又、新しい物が見えてきます。年中その繰り返しです。

特に勝手に手が動いて対象を見ないで描けたつもりに為った時は要注意で実に浅はかな表現に為っています。そうした時はどんなに泥臭く為っても感じた事を表現しようと努めます。・
そうした心の弱さに負けないと努めています。又、新しいモチーフや人物にもチャレンジしています。
何枚描いても描いてもこれで良いと納得出来る作品が出来ません。しかし、描かないと前進も何も起こりません。大みそかも元旦も多摩川で50号を描きましたしその姿勢は変わりません。何より皆様の支えでこうして絵が描き続けられう事に感謝です。

子供の頃の夢は叶いました。こんな幸せな事は有りません。どうしてこの地にいるのかも分かりませんが運命なのか必然なのかただ感謝です。何が無い何が足りないと言えば片言の英語しか話せず何もかもが信じられません。あえて言えば意志ある処に道は開けると言った所でしょうか。
今後も御声援宜しくお願い申しあげます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1404241
2日間で5ヶ所の蚤の市を見て回りました。結果写真の卓上鏡1個買いました。マダムに見せると私が買った価格より高い見立てをして良い品物を買ったねと仰有って居ました。
限られた所持金で出物を探すのは宝探しと似ています。
このロワール地方でもアンティークは殆ど出なくて家庭雑貨や新しい家具です。ほんの2、3年前は家具も本当に良い品物が出て居たのですがアンティーク専門のショップでしか見られなく為りました。
其でも探せば良いアンティークが見つかるから楽しみで回って居ます。
古い額縁に入った作品でもルーペで確認しないとプリント物だったり写真にメジュウムでタッチを入れたイミテーションだったりします。以前、小さな額縁に好きな色の花が描かれていて10ユーロで買った作品はイミテーションでした。写真製版にメジュウムでタッチを入れたイミテーションでした。ルーペでプリント物かは確認したのですが紛い物を買うはめに為りました。ま、それ以降は念入りにチェックしています。
業者でも真贋が分からず販売している事があります。昨日コンテによるデッサンが30ユーロと云うのを20ユーロに値切り再度ルーペで確認してみるとプリント物でした。業者でもプリント物かゝか分からなかったのだと思います。額は古い額縁に入って居て時代は有ってガラスも割れて居てもしやと買う気に為ったのですがコピーじゃ塵同然ですから勿論買いませんでした。怪しいと思った時は先ず駄目ですね。何年か前に2ユーロで買ったメゾチントは大変貴重な作品でした。埃まみれでガラスを指で拭いた瞬間、良い品物だと直感しました。勿論、即買って日本に持ち帰りました。銀座古径の社長に見せても大変貴重な物だと鑑定して頂きました。
水彩画家・長尾周二1404242
5月1日はシャトーシャンボールでアンティーク専門の蚤の市が大規模ちに開催されます。
この日は一年でも最も楽しみな蚤の市です。
この蚤の市で小さな塑像で5ユーロで買った女性3人の品物は私が買った中でも一番気に入った品物です。18世紀に造られた当時は大量に造られた型抜きの作品ですがその時代の様式を代表する優雅な作品です。
作品も毎日描いて居ます。今日は雨が降ったり止んだりでしたがリアドアを開けてその下で描きました。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二140421
私の個展案内です。
ブラッシュ市Vieille Halle
6月20日〜7月6日です。ベルニサージュは20日夕方から始まります。
今回で4回目の開催です。地元の皆さんにも親しくさせて頂いて居ます。

Parisに出品予定の作品も含め50点位の展示と為ります。
宜しくお願いいたします。
今日も青空、シャトーボガールに来ています。通用門のゲートから車で世界遺産群のシャトーに入らせて頂き大好きな庭園で描けるとは夢にも思いませんでした。
ロワールに着いて絵に為る場所を探していて此処に来ました。外からこのシャトーを見て凄いシャトーだな〜と関心して居ました。入場料を節約、外からの見学でした。その後ロワールに縁有ってブラッシュ市の個展。そのポスターを見たシャトーのオーナーから声が掛かりシャトーで企画展覧会をして頂きました。人の縁は分からないものですね。
その後ARTEC会長フランソワーズさんを紹介、現在に至っています。

丁度、牡丹が咲き始め一番美しい時です。明日もこのシャトーに通う予定です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二140415
桜の花と共に帰って来たと思ったらもう牡丹の季節です。私の大好きな牡丹も数日しか美しい時が有りません。
時が過ぎて行くのは早いものでどんな1日を頑張っても納得のいく作品は出来ずに年を重ねます。

一つの展覧会がまた終わりました。次は中国北京です。作品は既に送って居ます。
フランスにも風車はあるの?勿論、在ります。菜の花畑から描いた作品です。こうして季節と共に生活出来る喜びは何物にも代えがたいものです。新緑の季節バラの花が咲き始め未々描きたいモチーフには事欠きません。

日本滞在中10キロ近く太って体が重かったのですが早速、体重が4キロ近く痩せました。
日本に居る時よりも断然運動量が違いますし、水やパン等主食も全てが違いますから元に戻りつつあります。
日本食は何を食べても美味しいので太るのも仕方ないかも知れません。

パネル50号を含め24枚作って準備を始めました。日本のベニヤより一回り大きなサイズの板をカットして制作です。
大工仕事も馴れた物です。早速、日本から送ったロールペーパーが一本無くなりました。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1404132
私の大好きな季節です。花粉症は困ったものですが野原やガーデンには今を盛りと春の花が咲き誇って居ます。
今日は牡丹の花を描いて来ました。
シャトーボガールの庭園にも咲いて居ますがシュウジーの村にも庭に咲いている民家が有って其所で描いて来ました。
当然民家の方とも顔見知りで快く迎えてくれます。マダムが今年も手入れをして置きましたよと話して居ました。
フランスに帰って来て4枚目未々エンジン全開とまでは行きませんが仕上げて来ました。

今年もペーパーと作品2個口此方に送りましたが2個口ともタックスが掛かりました。長年送っていて一度問い合わせが有ってそれでも払わずに済んだのに今年は全てタックスが掛かって居ます。
フランスも財政難で取れる処からは形振り構わず徴収している様です。展覧会の為に送った自分の作品にタックスが掛かるのですから堪りません。
速度違反のオービスも増設しています。
タックスだけは勘弁です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二140412
三宅参議院議員の御世話でパリ日本文化会館館長の竹内さんにお会いしました。セーヌ河畔のエッフェル塔直ぐ近くにパリ日本文化会館が在ります。
この日はフォモンタン市の図書館に作品展示も有りました。午前中に展示を終えてARTEC会長フランソワーズさんと一緒にパリ日本文化会館に向かいました。
館長の竹内さんとお会いした処、即決でARTEC日本メンバーとフランスメンバーによるブラック&ホワイトをテーマに企画が決まりました。会期は来年6月二週目から3週間です。

来年展覧会が近く為れば詳しい事はお知らせ致します。
昨日、今日とブロァ郊外にあるチューリップ畑で友人の上森さんと一緒に制作しました。
春爛漫の青空の下で制作出来る喜びを友人と共に味わいました。
日本での出来事やパリ日本文化会館の件なども昼食を共にしながら話しました。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二1404071
RomorantinにあるMusee espace MatraでARTECの企画展覧会が4月2日から18日迄開催して居ます。4日がベルニサージュでしたので参加しました。私も後半の会期に作品を出品しています。
水彩画家・長尾周二1404072
其処でジョン アルバさんと再会しました。彼は美術記者で写真家でも有ります。
最初は5年前にARTECの会長に紹介されたのですが挨拶をしても無視されました。フランスの新聞記者のプライドの高いのには参りました。3年間無視され続けこのミュウゼでスペインの友人槙さんの個展をお世話しました。その際偶然お会いし取材依頼をしてそれから親しくして頂きました。フランスの片田舎の記者に認めて貰うのでさえ大変ですから後は推して知るべしです。
今は展覧会を開催すると必ず新聞記者が取材をして下さいますが実績が必要な事を痛感し無視されて尚ファイトを燃やしたのは言うまでも有りません。

制作準備も進んで居ます。材木販売店にベニヤ板を6枚注文し届くの待ってパネルを制作です。
何枚か作品を剥がし新たに水張りをしました。
天気を気にしながら過ごして居ます。
明日朝は日曜日何ヵ所かで蚤の市が有ります。早速情報をカーナビに入れて走ります。

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水彩画家・長尾周二1404011
パリの街も桜やモクレンが満開でした。
日本の風景も大好きですがフランスの風景もとても興味深いく制作意欲が湧くものです。
大都会は何処でも光と陰が有りますがパリはその極端さが見せる風景も絵に為ります。パリの街に入った所に小屋の密集した場所が在りました。歴史的建造物と対象的です。後進国の其れと同じ風景です。
写真はブロァ行きの列車を待つて居る撮った写真です。駅のホームにピヤノが置かれていて旅行者が自由に演奏していました。
何人かの演奏を聴きましたがまるでリサイタルの様に素晴らしい演奏を奏でて居ました。

水彩画家・長尾周二1404012
駅横に有った落書きですが目を楽しませる域の作品です。目を覆いたくなる落書きが大変多いパリの街ですがこうした物も有ります。
貧困と犯罪、人種の坩堝。華やかな街並み現代と歴史的建造物が同居した魅力に溢れた街です。
こうした中で闘って居る私もその一人です。
又、その一歩を歩き始めました。
ブロァには深夜に着きますがフランソワーズさんが駅に迎えに来て頂けるとの事です。

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