水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『KOKORO JAPON展』開催
フォモンタン・ミュゼマタ(フランス・ロワール地方)
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
主催:(一社)アートシップインターナショナル
協賛:ARTEC(欧州造形美術振興協会)
後援:在仏日本大使館(外務省)
詳しくは下記のページをご覧ください。


今月の国内イベントのお知らせ
今月(2024年10月)は「坂本宿蚤の市」および「本部併設ギャラリー」はお休みします。またのご来場をお待ちしています。
※なお旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設「MYUSEE 松井田」は閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2016年05月

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二160531
日曜日は蚤の市が有るのですが現場で制作を続けました。
朝シートを外して描き始めて間もなく雨に為りました。しばらく雨が止まないかと待って居たのですが止みそうも無いので早いランチを済ませました。
それでもなお雨は止まず車の中で昼寝を決め込みました。2時過ぎに雨は上がり7時過ぎまで制作を続けてその日の作業を終えました。
月曜日は朝から晩まで雨でした。それでも同様にパンとチーズを持って現場に立ちました。
しかしながら一向に雨が収まりそうも無いので車の中で風景画を一枚描きました。
現場には3時過ぎまで居ましたがシートを取る事は出来ませんでした。
写真の作品がそれです。
この分では来週まで持ち越すのかと心配して居ます。
早描きの私ですが水彩画ですので流石に雨の日の野外制作は出来ません。

夕方マダムとヨーロッパの移民問題に付いて話をしました。ジョンさんはこのままイスラム教徒の移民が増えると国家の体制まで変わると危惧して居ます。
ドイツの統合でさえ20年以上経過していても問題が解決して居ないのですから推して知るべしです。丁度シリア難民の事故で百数十人亡くなったと報道されて 居ました。アメリカの中東政策の破綻から起きたとマダムが話して居ましたがそうした中で世界中で新自由主義を唱えた経済優先主義の破綻も起因していると考 えます。
私の様な自然と共に生きている平和主義者から言わせると格差と民族の意思をないがしろにした大国の経済優先主義こそが問題だと思って居ます。
僅かなパンとチーズが有れば幸せな生活も有る事を忘れてしまったからでしょうね。
82歳で亡くなった母が老後の生活を心配して居ましたがどんな気持ちで過ごして居たのでしようか。
日本のメデアは国民をどう言う風にしたいのでしょか。世界でもこんなに幸せに暮らせる国は然程無いと思いますが。
画家の戯言でしょうか。

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1605291
幸いな事に昨日も一昨日も夜は激しい雷雨でしたが朝には晴天となり制作を続けて居ます。
今日も夕方真っ黒い雲と同時に雨に為りました。
5メートルの作品制作と為ると下j準備から大変です。
構図も昨日決まりひたすら描いて居ました。
午後3時過ぎから上森さんが友人と一緒に制作に来ました。
5時には帰られましたが私は7時過ぎ迄粘りました。しかし北の空に真っ黒い雲が出て来たのでシートを掛けて退散しました。
水彩画家・長尾周二1605292
大体の目途は着いたので後は体力気力の勝負です。
明日も天気が良いと良いのですがさてどうでしょうか。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二1605281
毎日雨が降って居ましたが今日は一日初夏らしい天気と為りました。
フランスの天気予報ほどあてに為らないのはご承知でしょうが雨の予報が晴天です。
お陰で仕事がはかどりました。
前日に材木やシート等現場で使う一式を積み込みました。
9時前に出発し9時から作業を始めました。
軽くランチを取り3時には設営が終わりました。幸いキャンバスを張るのは上森さんが手伝って下さって制作に取り掛かりました。
写真は準備が終わって描き始めた時の物です。
水彩画家・長尾周二1605282
渓流作品も同様に準備して描いた作品です。
フランスの初夏、ココリコ畑の大作制作を思い立ってキャンバスから準備を始めました。
パリの画材店マランに水彩画用のキャンバスが有る事を知ってから計画を立てて居ました。
昨年は売り切れていて手に入らず断念した経緯が有ります。
水彩画家・長尾周二1605283
ペーパーでも良いのですがこの水彩画用のキャンバスは描き心地も最高で大変気に入っています。
日本で買うより安いのは言うまでも有りません。
と、言う訳で制作に入りました。
8時過ぎまで描いて居ましたが構図も決まり後は筆を走らせるのみです。

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水彩画家・長尾周二1605261
今日もランチを彼女の自宅でご馳走に為りました。
ロルジュの作品に囲まれた部屋で会食するのは楽しみでも有ります。
傑作を拝見すると自分の仕事にもファイトが出てきますのでとても有意義な一時です。
日本で柴沼さんをご紹介させて頂いた方々が色々な方面でご尽力頂いて居ることに心より感謝申し上げます。特に佐藤さんの活動には大変有りがたいと柴沼さんも喜んで頂いて居ます。
有難うございます。
水彩画家・長尾周二1605262
会食の後もココリコ畑に直行です。
昨年同様に畑一面お花です、ココリコと矢車草でそれは見事な風景に為って居ます。
毎日場所を変え色々な構図やイメージで取り組んでいます。
大作制作の構図も頭の中で描きながら制作して居ます。
しかしながら明日から毎日雨との天気予報です。2~3晴天が続くと予報が出れば現場に泊まり込み制作します。
水彩画家・長尾周二1605263
季節は確実に進みます。
この時を逃してたまるかの心意気で毎日、雨でも霰でも通って制作を続けて居ます。
描いて居ると問題点を解決出来る場合も有ったり、次の問題点が見えてくる事も有ります。
カンバスの平面に風景画を描く分ですから色々な問題が発生します。
ヨーロッパに来る前はどうだと言わんばかりの生意気な気持ちで望んで居ましたが経験を重ねれば重ねる程自分の至らない事が見えて来て毎日が勉強と戦いです。
幸い友人知人の支えで日々制作出来る事に感謝です。特にフランスのコレクターによる経済面での助けは本当に有りがたい事です。

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水彩画家・長尾周二1605241
約30キロ走った場所にココリコ畑が有ります。花が咲き始めて毎日通って居ますが晴天の日は殆ど有りません。昨日も一昨日も雨です。今日、朝晴れて居ると思って居たら黒い雲が近づいたと思ったら二度も雹混じりの雨が降って来ました。
上森さんも描きに来ていて彼が片付け中にそれがやって来ました。
私の車はリアドアを開ければ上に跳ね上がって雨よけに為りますから問題は有りません。
それでも昨日と違って日差しが出てきて気分良く仕上げられました。
水彩画家・長尾周二1605242
帰って来来るとマダムとジョンさんからストライキでガソリンが手に入らなく為ると話して居ました。20リッターしか買えないとか。
ストライキのシーズンこれもまた困ります。
今週中は倹約して走る様です。

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水彩画家・長尾周二16050201
昨年も一昨年もお花畑でこの季節は毎日通いました。
まず今年は天候が不順でシャトーボガールの牡丹を描き損ねました。
時々チェックして居ましたが牡丹の花の見頃は2,3日ですので今日行くと花びらが散りかけて居ました。
毎年描いて居ましたが今年は逃しました。残念・・
近所の牡丹も明日確認に行って来ます。
水彩画家・長尾周二1605202
しかし毎年描きに行って居た畑に矢車草とポピーが咲き始めて居ました。
嬉しくて直ぐイーゼルを出し15号を描きました。
続けて8号も描きました。
写真の作品がそうです。
これから毎日通う事と為ります。
特に大作を制作したいと思って居て一番の見ごろには5メーター以上の作品制作します。

友人の上森さんにも知らせると来週から通うと話して居ました。

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水彩画家・長尾周二16050191
チョット寒いのでダウンコートを着て描き始めました。シスレーヌさんが車で通り係りましたので挨拶をしました。
此方は皆さん挨拶をするのが普通の事ですから気持ちがいいですね。
通り掛かった人も声を掛けて頂きます。
作品制作中に雨が降って来ました。
車に傘を取りに行って傘をさしての制作です。勿論作品に傘をさしますから私はずぶ濡れです。
そんな中でも雨に降られながら作品をご覧になる方もいらっしゃいました。
しかしながら傘では防ぎ切れない位の雨に為りました。
土砂降りです。やもうえず無理やり完成させて撤収です。帽子を被って居ましたが足は勿論冷たい雨に打たれました。

時間が取れれば毎日の様に外に出て制作して居ますが少し色の問題が解決したと思ったら又次の問題点が出てきて前進しているのやら後退しているのやら分からない始末です。
今、研究しているのがキャンバスや紙の白を生かして如何に発色を良くするかを探しています。花の絵を描いて居る理由の一つです。
水彩画家・長尾周二16050192
日本と違って120号とか80号も買って頂くコレクターが居る事が驚きです。
勿論小品が主ですが大きな壁面をお持ちの方が居る事が大きな違いですね。
そしてフランスはどんな田舎にでも芸術が好きでコレクターがいらっしゃる事です。
何よりも芸術家に理解が有る事ですね。
日本でもたまには話掛けて頂いて作品を買って頂いた事も有りますが大体は良い趣味をお持ちですね。か無視です。実感として文化の欠片も無いのが現実です。
この地は雨の中でも作品をご覧に為る方がいらっしゃるのですから。

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水彩画家・長尾周二160516
制作が可能な限りロワールの空気を楽しんで居ます。
藤の花も盛りを過ぎ季節は廻って居ます。初夏の陽気だったと思うと冬が後戻りした様な寒い日も有ります。今日はダウンジャケットを着て描きました。

日曜日、蚤の市が有る日です。早朝二か所蚤の市を見て回った後に畑の真ん中で小品を描きました。
夜明けと同時に蚤の市に行きます。年々アンテークは減少し今は粗ガレージセールです。
それでもアンテーク店で買うより格段と安く手に入るので見て回って居ます。

さすがに昼には眠く為って車の中でひと眠りしてから描きました。麦が青々と育って来ました。
菜の花の黄色いジュウタンも終わりに近づいて来ました。野の風景を描いた後は柴沼さんから依頼された額縁の修理に取り掛かりました。

明日はアンボワーズに行こうと思って居ます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二16050133
昨日ARTEC展の作品を返却しにメンバーのパトリシアさんのお宅にマダムと一緒にお伺いしました。
すると入り口の門に見事な藤の花が咲いて居るではありませんか。
今日は霧雨が降ったりでしたが描きに行って来ました。
思い立ったら即行動が私の信条です。
と言う訳で掲載の作品を制作して来ました。
車を走らせて居て気に入った風景を見つけると近々に描きに行きます。
特に季節の花は待っていてはくれません。
最初に描いた藤の花はもう散り始めて居ました。
水彩画家・長尾周二16050134
作品を制作や皆様のお世話とは別に毎週日曜日の蚤の市を見て回るのが息抜きの一時です。
とは言っても早朝6時前に会場に行って品物を見定める事と為って居ます。
最近手に入れた物を掲載します。
ガレーの花瓶と絵画です。
水彩画家・長尾周二16050131b
5月1日のシャトーシャンボールでの蚤の市と5月8日のブロァーの蚤の市で手に入れました。
ブロァーの蚤の市では鱗太郎さんもバカラのアンテークを買いました。
水彩画家・長尾周二16050132
探せばこうした素晴らしい物が手に入る事も有りますから止められません。
自分の作品が売れたお金で購入です。
ブログとは別にコーナーを作って下さるそうで私も楽しみにして居ます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二160511
最初に出会ったのも暑い夏でした。今日はParisから帰って来ると朝から降って居た雨も上がり強い日差しが戻って来て初夏を思い出す陽気でした。
エクス アン プロバンスの大きな噴水を横切り裁判所の横を通り抜けると京町屋の趣があるガロさんのアトリエ兼ギャラリーが有ります。
噴水の街と呼ばれて居る様に其処かしこに噴水が有ります。静かに耳を澄まして居るとギャラリーの地下にある水脈の流れる音が聞こえます。そんなギャラリーには竹が植えて居てしかも日本の音楽が何時も流れて居ました。
私の作品を最初に認めて頂いてフランス語で紹介文を書いて頂きました。今一緒に活動をしているARTECの会長フランソワーズさんと出会った事を話した時も大変喜んで頂いてそれは最高の出会いだよとおっしゃって頂きました。
セザンヌが生まれ育った街、色々な事を教えて頂き今も感謝して居ます。

親しい友人を亡くする事は本当に寂しいですね。

藤の花が盛りです。あっと言う間に散ってしまい季節が流れて行きます。
ガロさんの作品を目指して頑張ります。

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