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ブロァ市立救急病院にも多数展示して居ました。
しかしながら本当に病状が悪く苦しみ抜いて居る時はそうした作品を見て居る余裕処か壁や廊下の染みがゾンビに見えたり魔物が襲って来る幻覚が出てきて居ました。見た事も無い国の文字が部屋を飛んだりと正気の沙汰では有りません。
普段、自分で描いた作品は一番好きでそうした作品に囲まれて居る事が幸せを感じます。
がしかし退院して数日間、自分の作品さえ見たく為りませんでした。どんな作品でもそれなりにメッセージが込められて居て其が私の頭の中で大暴れし苦痛と 為って現れました。音楽も同様でした。人間が健康で五感を取り戻しそうした感覚を正常に感じてこその芸術だと痛感しました。
其が名画だったり傑作作品だったりすると尚更です。私の部屋には自分の作品と共にアンティークや彫刻、絵画コレクションも有ります。フランス美術館収蔵級の作品も数点持って居ます。
そうした名品程見たく有りませんでした。ですから壁や柱を見て過ごしていたのですが壁にはお化けやゾンビが現れる始末そんな状況でした。
現在、確実に少しづつ快方に向かって居ます。流動食から普通の食事に戻りつつ有ります。

写真は体調を崩す前に手に入れたガレの作品です。
フランソワーズさんも絶賛して頂きました。