水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『KOKORO JAPON展』開催
フォモンタン・ミュゼマタ(フランス・ロワール地方)
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
主催:(一社)アートシップインターナショナル
協賛:ARTEC(欧州造形美術振興協会)
後援:在仏日本大使館(外務省)
詳しくは下記のページをご覧ください。


今月の国内イベントのお知らせ
今月(2024年10月)は「坂本宿蚤の市」および「本部併設ギャラリー」はお休みします。またのご来場をお待ちしています。
※なお旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設「MYUSEE 松井田」は閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2017年03月

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二170328
丸亀市に行ったのはギャラリーが在るとの情報で行きました。ブログには全て行ったギャラリーや画廊・美術館の事書いて居る訳では有りませんが今回も含め閉鎖去れて居たりクローズだったりの場合も数多く有ります。丸亀市は讃岐富士と呼ばれて居る飯野山、西に大麻山(象頭山)に囲まれた丸亀市、その後近くの神社を訪ねました。先ず亀山神社創建は1200年前と有りました。讃岐山脈に向かって走りました。古墳が境内に在る宇い神社・興味深い事が書かれて居たのは呉織神社です。中国呉の国から織機や技術者を招いてこの丸亀市に技術を伝えたと有りました。古の時代如何に栄えて居たかと言う証拠でも有ります。その人達を奉る神社だと有りました。三國時代の話です。
その後御山八幡神社等由来も分からない社を訪ねました。巨石を背後に神殿が在ったり岩山が御神体と思われるそれも在りました。
未だ未だ知らない歴史や伝説を訪ねる事は大変興味深い事です。
柏原渓谷そして讃岐山脈にたどり着いて帰りました。神社は殆んど階段で登らなくては為りません。
最後は標高100メートル以上の階段も登りさすがに疲れました。
山に黄色い花が咲いて居ました。ロウバイの花かも知れません。遠く瀬戸内海や屋島が望める峠道で描きました。

ブログネタ
長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1703251
さぬき市の職員が私が集めたゴミを取りに来て下さいました。車のタイヤや自転車のタイヤ等写真でご覧の通り軽トラ一台分の量が有りました。
今まで貯めていたゴミ袋を持参し全て使い果たし作業を終えました。未だ納得が行く程の清掃では有りませんが終えました。
水彩画家・長尾周二1703252
砂浜での作業は思いの他大変で今日の朝は腰が少し辛かったです。
一人で集めたのですか?と市の職員も驚く程の分量でした。

絵を描きに来ている海岸が少し綺麗に為って制作しました。
夕方迄今日もこの海岸に滞在中です。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1703231
瀬戸内海国立公園日本の国立公園の中でも最も美しい風景が観られます。
私が香川県に帰って来ると必ず訪れて制作をする場所です。対岸には五剣山が見え昨日も写真の作品を描きました。
その場所は車で渚の浜辺に直接行く事が出来ます。
しかしその浜辺の砂浜には大量のゴミが流れ着いて居て今日は掃除道具を用意して少し綺麗しました。
水彩画家・長尾周二1703232
50・60メートルの浜辺のゴミは想像以上に多く持って行った大小13個のゴミ袋を使い果たし今日は清掃を終えました。
水彩画家・長尾周二1703233
ゴミの中身が一番多いのはペットボトル次が漁具、生活用品・カン・ビンでした。中にはフライパンや注射針も有りました。ゴミを分析すると釣り人や漁業者のマナーも垣間見えます。
こうしたゴミの中で魚が生息する事が困難に為って居ると容易に想像出来ます。海底には流れ着く何倍も有ると思います。
制作だけでは無くて今後も香川県に滞在中、瀬戸内海を少しでも美しく保ちたいと思って居ます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1703211
香川県埋蔵センターに立ち寄った際に18日土曜日、徳島県鳴門市うずしお会館で鳴門板野古墳群国史跡指定シンポジウムのパンフレットを目にしました。
其で徳島県に行って来ました。弟の車ですから車中泊は厳しいのですが序でに新しい風景を愛でる旅も考えて徳島に行きました。

先ずシンポジウムの中で初期ヤマト王権と阿波・鳴門〜まき向・ホケノ山古墳の被葬者(石野博信)の話に興味が有って行きました。
鳴門市や文化庁の職員の挨拶は形通りで然程興味は湧きませんが120名位の聴衆が集まる中約3時間セレモニーと講演を拝聴しました。
讃岐で造られた石棺が鳴門から発掘されたとか徳島の青石が大阪出土の古墳群に使われて居たとか興味深い話も有りました。
しかし、担当者は自分が係わった事が中心でしかも物証が出て来ても中々定説を訂正しない等を感じました。
まき向遺跡を発掘した石野博信さんの話は来て拝聴し良かったとうずしお会館を後にしました。
車を阿南市に向け走らせ四国電力の発電所の見える港で泊まりました。
水彩画家・長尾周二1703212
今回は釣竿も持参です。
海水温が未だ冷たいので当たりが有りません。夜釣りも8時過ぎには止めて車で休みました。日の出と共に釣りを始めましたが相変わらず魚は釣れません。ガスコンロ、鍋、包丁迄用意して来たのですが使わず仕舞いです。
何人もその港には釣り人が来て居てその中の一人と話をしていると高知県室戸岬方面に美しい風景が見られると言われたので走る事にしました。
先ずかもだ岬です。着いて灯台に向かう時に以前来たことが有ると思い出しました。ま、大抵の場所は行った事が有ります。
南阿波サンラインを走りました。走り出して此所も思い出しながら走りました。特に第一展望台と第四展望台は雄大な海岸線が望めます。阿南市迄戻り夕方又、懲りずに釣竿を出しました。餌も残って居たのでそうしました。暗くなって諦め高松に戻りました。

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水彩画家・長尾周二1703171
津田の松原で写生しました。風は未だ冷たいのですが穏やかな1日でした。
昼食は松乃屋饂飩製麺でうどんを頂き花粉症でくしゃみをしながら作品を仕上げました。

海の向こうも国内もワイドショーは大騒ぎ、しかし瀬戸内海は静で穏やかな1日でした。
私は全くそうした騒動には関係なく砂浜の横で過ごしました。
水彩画家・長尾周二1703172
確かに歴史を省みると戦いの繰り返しです。日本の縄文時代は1万年以上穏やかな時代でその時代の出土品は本当に心躍り私の制作意欲を駆り立てる物です。私はそうした穏やかな平常心で過ごせれば幸せだと思って居ます。
昨日、香川県埋蔵センターにお伺いし疑問に思って居た事を訪ねました。
展示品を見ると又、新しい情報や驚きを得ました。

現場で感じたり現物を目にする事は大切だと常に感じます。

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水彩画家・長尾周二170314
※写真をクリックすると拡大します
ヨーロッパを一人旅をして居て色々な人々に出会い感じた事の一つにその地域に同化して根ざす人も数々いらっしゃいます。そんな機会も有りました。が、時の流れと共により日本人で有る事を意識する様に為りました。
自分の歴史や故郷の事を知れば知る程興味が尽きません。
勿論、ヨーロッパの風景や友人との親交は制作に弾みが付くのですが私は其れ以上に日本人特有の文化に惹かれます。
瀬戸内海を見ていると地中海を思い出しますがこの島国も本当に美しい国だと思います。
そうした事からそうした想いを絵にしたいとイメージを溜めて居ます。
今年は5月中旬に渡欧します。
ココリコの咲く頃です。
友人に会うことも楽しみです。
先日、瀬戸大橋を電車で渡りました。
本当に美しい風景で見とれて一時を過ごしました。

とりとめの無い文章ですがあんパンとうどんに馴染んだ文化に浸って居ます。

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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!

水彩画家・長尾周二170309
瀬戸内海をフェリーで渡り広島県を目指しました。
弟に車を借りて積んで居るパネルや画材、寝具等を持ち帰りました。
行きも帰りもフェリーを利用しましたので船に設置去れて居る風呂で身体を流しました。
このフェリーの風呂に入るのも楽しみです。

高松に帰って次の日は屋島の長崎の鼻に行きました。作品はその時描いた物です。
屋島は地名の通り島です。今でも水路で其所に橋が架かって居ます。この島の北部には前方後円墳が在ります。5世紀初頭に造られたと去れる古墳を訪ねました。
全長45メートルで其所に埋葬去れて居た石棺は阿蘇熔結凝灰岩で造られて居ます。この場所も古の時代から交通の要所であると同時に軍事的にも重要だったと思われる場所です。
山頂には山城跡が在りますし長崎の鼻には江戸時代の砲台跡が在ります。
何度も訪れますが来る度に新しい発見が有ります。
今回は東の入江に来て作品を描きました。

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水彩画家・長尾周二170307
国道2号線広島県から岡山県に入る手前で大きな爆発音と共に車がストップしました。
エンジンが焼き付きぶっ壊れました。
山深くダム湖に行った際にオイルランプが点灯していましたからスタンドやディーラーを探しながら走って居たのですが夜遅くて開いて居ませんでした。
岡山迄と思ってゆっくり走って居ましたが最悪の状況に為りました。
危ないのは分かって居ましたからパイパスは走らず注意して居たのですが残念ながら爆発です。
幸いストップした場所の直ぐ側に24時間営業のスタンドが在ってオイルを入れましたがそのまま地面にダダ漏れです。
山陽本線大門駅約2キロの場所です。
朝を待って四国高松迄電車で帰りました。
車はスタンドが預かって下さったので荷物を取りに帰った後に廃車です。
マダマダ走れる車をオイルチェックを怠った為に廃車です。
残念!!
昨年フランスの車もエンジンのオーバーホールと為りました。
人間も老いて来て車も同様です。

広島駅の北側に東照宮神社が在ります。案内板を見ていると山の峯に太陽石が在ると記載していました。
此は古の祈りの場では無いかと想像して登りました。二葉山139メートルです。然程標高が高くないのですが階段で登るので疲れました。奥の院を参拝太陽石を目指しました。
この山の麓には神社仏閣が数々並んで居ます。古の祈りの場で有る山です。
太陽の石と呼ばれて居る場所は想像した通り磐座でした。
登山靴では無くて革靴で登ったので下山がより大変でした。

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水彩画家・長尾周二170304
奈良のギャラリーを訪ねた後、一気に岡山県迄走りました。ギャラリーや美術館を訪ねる事も日頃しています。今回、気になって居た山に向かいました。王子ヶ岳235メートルです。
何度か来た事が有ります。山頂迄自動車で上れ瀬戸内海が一望出来ます。
言い伝えではその昔、韓国姫の王子様6人に関係した場所だと有ります。
山頂付近には大きな岩が多数在って圧巻です。特にニコニコ岩と呼ばれて居る場所は古の祈りの場だと感じます。
その王子ヶ岳から数キロ近くに由加神社が在ります。神社の御神体は2000年前磐座として祭事が行われて居た場所に後世神社として建立したと有りました。三輪山同様古代は自然を神として崇め其が現代まで繋がって居ます。
縄文時代前から悲しみや喜びを祈り畏れ敬った心その物が繋がって居ます。
自分の制作に勇気と情熱を与えて下さる源と為って居ます。
安城市の埋蔵センターの学芸員と話した際に香川県のサヌカイトで出来た石器が数点出て居るとの事です。三河地方にも香川県との交流が古代に有った証で其だけでもイメージが湧いて来ます。

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