水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『坂本宿蚤の市』開催予定(雨天決行)
古美術品などが中心のフリーマーケット
2024年12月7~8日・12月21~22日
主催:(一社)アートシップインターナショナル及び軽井沢の皆様
詳しくは下記のページをご覧ください。


※なお「本部のギャラリー」や「旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設・MYUSEE 松井田」は定休日以外の閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2019年01月

ブログネタ
水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901121
未だ咳が止まりませんが居ても立っても在られませんから車を大串半島に走らせました。
とは言っても完治していまはせんから夕方まで待てず帰って来ました。
部屋で寝ている生活は退屈です。

日本の報道を見て居ると文化と呼べる物が殆ど有りません。
テレビでは「カルチャー&スポーツ」と謳って居る番組ではスポーツは分かり易いのでしょうか?
スポーツにより多くの時間を割いて報道しています。
そしてカルチャーは芸能人の離婚や不倫などが主です。
クラシックのコンサートや展覧会の報道は殆ど見た事が有りません。
日本で発信されているいわゆる「カルチャー」は個人的には見聞きしたくもないような内容だ、と思っています。
水彩画家・長尾周二1901122
リーマン・ショックの後、多くの新聞社では文化部の記者が退職させられて、街の取材も経済や政治の記者が兼務して居るという話を聞いたことがあります。
そうした場合、文化分野においては素人の様な記者の取材では、なかなか内容が有る物には為りません。

何度か日本でも取材されましたが、フランスのそれとはまるで違います。
展覧会の情報、特に作品の解説文は、詩として鑑賞出来るレベルの文章です。

ところが私の個展の際に日本の記者が書いた文章では「離婚してどうのこうの・・・」というものが有りました。作品とどう繋がるのでしょうか?
また日仏文化交流展の際もフランスの作家紹介や評論は全く無く、記事になってもフランス作家に日本の記事を持って行けない代物でした。
友人は記事に為っただけでも良かったと話して居ましたが、私は情け無い気持ちで一杯でした。
ハイヤーで若手の記者が長時間取材した結果が的外れの記事ですから・・・。

しかし、昨年銀座等で見聞きした作家やギャラリストには熱気や創作意欲の一端を見せて頂きました。

こうした動きから新しい鼓動が聞こえて来ます。

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ブログネタ
水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
ヨーロッパ23ヶ国を回って居て未だ未だ色々な逸話が有ります。

南仏・エクス アン プロバンスのJ カルロス ガロさんとの出会いが旅の一番でした。
泉の街センター、裁判所横の一画がガロさん家族所有の建物です。
其処に京都の町家を想像させる竹林が有るギャラリーが在ります。
其処で出会ったのがガロさんです。
水彩画家・長尾周二1901092
ガロさんは四年前肺ガンで他界されまし たが私の大親友でした。
4回個展を開催して頂きフランスの芸術に関するイロハを教えて下さいました。
そうした彼から受けた感動と彼の才能は私の財産です。
水彩画家・長尾周二1901091
スペインから南仏コリオの街に入って市内観光をして居る時にトイレに行きました。
其処に「ジュリエット50ユーロ」と落書きが有りました。
其れを見てロミオは誰だと見渡し、「アッ!俺か」と感心したり驚いたりでした。
舟の写真はその時に撮った物です。

サンレミ プロバンスではノストラダムスが住んで居た家に現在住んで居る知人が出来たり、
洞窟に住んで居る戦前にドイツから来たパイロットだった父を持つ知人等、
ヨーロッパ中に知人友人が大勢出来ました。

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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901081
サンマリノやベローナを回って居た時のヤバイ出来事です。
渡欧して2年目小さな村の教会裏で休憩をして居ました。
すると中学生らしき男の子が寂しそうに座って居ました。

その子とたわいの無い話をしてる時に警察官が3人来ました。
同行して欲しいとの事で警察署に連れて行かれました。
何とイタリアの警察署取調室に入れられました。
その取調室の扉は金庫室の扉と同様な見た事も無い頑丈な物でした。
「ガシャーン!」と閉まると外界の光も入らない代物でした。
水彩画家・長尾周二1901082
後から聞いた話ですが、その子が自分の親戚の警察官が所有する腕時計を盗んで手配されて居る時に私が一緒に居て連行された訳です。
勿論身に覚えかありませんから堂々と笑顔で質問に答えて居ると途中からその扉は開けられ、
此れで助かったと確信しました。
その子の母親か無実を証明したとの事でした。

母親は「懲りずに又来て下さい」と言われましたが、警察署の取調室に入った村など2度と来るつもりは有りません。 一歩間違えれば罪人になるところでした。

又釈放の際に警察官が「私にこの村から出て出て行け」とえげつない英語で叫んだ事でも有り何が起こるか分からないイタリアには近づかない様にして居ます。

イタリアでは他にもベローナで観光して車に帰ると車の鍵穴が壊されて居ました。
幸いオートロックでドアは開かず荷物は無事でした。

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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901061b
ベニス風景は私が40年前に渡欧した際のものです。この時はとても暑い異常気象の時でした。
長髪の人物が私です。
約一カ月近く植村鷹千代先生と一緒の旅でした。イギリス、オランダ、ベルギー、フランス、オーストリア、イタリア、スペインと周りました。
この時に感じた事がその後の活動に大きく影響して居る事は言うまでも有りません。
若い頃の旅は進んですべきだと思うのはその時に受けた感動を今でも持ち続けて居るからですね。スペインでピカソのゲルニカやオランダのゴッホ、ルーブル美術館の作品群、イタリアのルネサンス期の作品群、バチカンの礼拝堂作品と今でも思い出します。モナリザもルーブル美術館三階に有りほとんど人が居ない環境で見られました。
水彩画家・長尾周二1901062
もう一枚の写真はシャトーシャンボールの夜明け前の物です。
5月1日最大級の蚤の市が開催される日です。
この日はキャリーバックを持ってアンテークを買い求めます。
私の部屋に有るアンテークの好きな 塑像は此処で買い求めた物です。

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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901031
年末30日夜歯磨きをした際に歯磨きチュウブと接着剤のボンドチュウブを間違え口に入れてから気が付きました。再度歯磨きをして寝たのですが朝、喉に違和感を感じて激しい痛みを感じました。
どうやらボンドが喉に残っていたようです。

冬の車上生活でも体力が弱って居る時に考えられないミスで喉を痛めて寝込みました。
愛知県安城市で車を川の堤から田圃に転がしたり有り得ない事が続きました。

そう言う訳で写生はおろか外出も出来ず大人しくして居ます。
幸い暮れに食料は買って準備して居ましたから外出せずに済みました。

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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1901011
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今年も昨年と変らず前を向いてコツコツと歩み続けます。
フランスと日本の文化交流が前進出来る様にしたいと思って居ます。

水彩画家・長尾周二
一般社団法人 アートシップインターナショナル理事長
ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員

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