水彩画家・長尾周二オフィシャルブログ(SHUJI NAGAO official blog)

日本国内のみならずフランスなど欧州中心に活動する水彩画を描く画家・長尾周二のリアルタイムの活動日記。現在は一般社団法人アートシップインターナショナルの理事長として日仏を中心に活動を続けています。

水彩画家・長尾周二渓流画像
長尾周二は一般社団法人・アートシップインターナショナル理事長、ARTEC(欧州造形美術振興協会)会員として、日本のみならずフランスなど欧州においても活動を続けている国際作家です。
 
イベント情報
『KOKORO JAPON展』開催
フォモンタン・ミュゼマタ(フランス・ロワール地方)
2024年10月21日(月)~10月27日(日)
主催:(一社)アートシップインターナショナル
協賛:ARTEC(欧州造形美術振興協会)
後援:在仏日本大使館(外務省)
詳しくは下記のページをご覧ください。


今月の国内イベントのお知らせ
今月(2024年10月)は「坂本宿蚤の市」および「本部併設ギャラリー」はお休みします。またのご来場をお待ちしています。
※なお旧松井田西中学跡地に開設の芸術施設「MYUSEE 松井田」は閲覧可能な作品はご観覧いただけます。

当サイトでお気付きの点等がございましたら直接画家・長尾周二氏にお問合せをお願い致します。

2021年01月

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買い物に行った際に紅梅が咲いて居るのを見つけました。
日一日と昼の時間が増えて居ます。
校庭に積もって居た雪も溶けて消えました。
毎日松井田町の中学校跡地でキャンプをして居る気分で夜の星空や日の出前の朝焼けを楽しんで居ます。
ハラハラドキドキする感動が少なくなる年齢ですが身近な場所で見つけて楽しんで居ます。
新しく出来た友人や近所の方々とも仲良くさせて頂き野菜等は食べ切れない程差し入れして下さりで有難い限りです。
コロナ禍の情勢が良い方向に進めば良いですね。
yellow line社長の富田さんとお会いしました。
数々の部品や工具、建築材料を格安で譲って頂きました。
時々情報を交換して頂いて居
ます。
身近な妙義山ですがいきなり10メートル以上の鎖場を目にすると流石に登る勇気はありません。
そうした体力の衰えは歴然です。
しかし感動を求めて探し回って居ます。


YouTubeサラリーマン山村廃墟探訪記で検索すれば出て来ます。廃校が蘇る芸術の学舎とタイトルが付いて居ます。
NHKテレビ、群馬テレビ、新聞各社に続き今度はユーチュバーさんです。雨の日訪ねて来られどうなる事やらと思いましたが!ご覧下さい。

日曜日は朝起きると一面銀世界でした。
朝、一枚グランドから写生して後は雑用を済ませて近くの峠の湯で温泉に浸かりのんびりと過ごしました。
昼から雨になり雪も溶け出しました。
長い間雨が降りませんでしたから花壇の植物には恵みの雨になりましたね。
花壇の水仙や菜の花の新芽が出て来て居ます。
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未だ未だ好奇心旺盛でこのミュウゼから10キロ位の場所に在る秘境の湯で親しまれて居る霧積温泉迄行って来ました。
途中写真の様に凍り付いた滝や湧水が凍った風景がありそうした風景は楽しめました。道がダム湖を過ぎると細く為ります。
氷柱や凍った滝を見ながらゆっくり進みました。一部道も凍った場所もありました。駐車場には雪もありました。
其処から霧積温泉までは約1キロ標高差200メートル位でしょうか足はしっかりして居ましたが心肺機能は使って居ないので途中休憩を取りながら登りました。昇ると送迎用の道が有ってちょっと落胆でした。
勿論スケッチブックを持って行きましたか写生する場所は有りませんでした。
松井田原に帰って来て
裏妙義山を描きました。
次回のブログに載せます。
たまには山歩きも良いものですね。
行って見たい場所は近くでも有りますから楽しみです!

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印刷会社社長から印刷の校正刷りが送られて来ました。
後は後援が決まれば印刷です。
20歳から岡田守巨画伯と交流がありました。
有る公募団体の理事で私は準会員でした。
その頃同時に文化勲章選定委員をなさって居た植村鷹千代先生とも出会いました。そして一、二年でその公募展を退会しました。
日展、橋本明治の塾頭を辞めてその公募展に招かれて居たのです。数々の裏話や植村鷹千代先生と生涯ご一緒しました。小島善太郎美術館建設や岡田守巨Paris展をサポートさせて頂きそうした活動の経験も生かして現在が有ります。
日本の美術界は100年前と何ら変わらないと日本橋三越の美術部部長がおっしゃって居ましたがそうなんでしょうね。
名前、人脈、そしてお金此れがモノ言う世界だそうです。
そうした事に一切関与せず今日迄来ました。
ですから尚更陽の目に当たらない素晴らしい作家と出会う楽しみがあります。
絵画や彫刻に於いては様式や技術を超えた所に美があります。観賞する側の教養や眼力を試されます。
そう言った意味では未だ未だ勉強中で出来るだけ数多くの作品と触れたいと思って居ます。

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岡田守巨画伯もそうした一人かも知れません。
どんなに当時人気を博していても画商やメディアが後押しして確固たる地位や美術館で保管し定期的に発信し無ければそう為ります。
又、街の芸術家の中にも此の作品は後世に残すべきと言う物が少なからず有ります。
今年企画して居るParisを目指した作家展で画伯の作品を皆様に観て頂きたいと思います。
アートシップインターナショナルが企画して居る廃校ミュウゼはそうした作家の作品を発掘したり残す事を目的にして居ます。
世の中はヨーロッパも同様で作品がある程度レベルに達して居ると先ず画商も含めて人脈。経歴、名前と来ます。
ま、私は永年この業界の中に身を置き嫌と言う位経験して居ます。
本当は先ず作品、それから人物や経歴だと思って居ますが如何でしょうか。
こんな田舎の里山に在る廃校ミュウゼですがフランスParisや東京銀座のギャラリーそして軽井沢の友人等と繋がって居て少しづつ中身も充実して居ます。
今日も近所の方が軽トラで要らなく為った廃材を処分して下さりました。
そうした人との繋がりがミュウゼを育てて下さいます。
其れでも残る作家はと言われる事が有りますが其れは偶然では無くて色々な人々との関わりがあって初めてそう為ります。

あっ! 嬉しい事がありました。今年古稀を迎え僅かばかりの年金が入ります。そのお金で自走式の草刈り機を発注しました。
肩掛け草刈り機では広いグランドの管理は出来ません。
此れで草刈りが楽に為ります。

浅間山の噴煙が幾分増えた気がしました。

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軽井沢の友人から紹介して下った鉄工所から修理に来て頂きました。
那須塩原から輸送中に部品が取れてミュウゼのグランドを移動中にも溶接が剥がれ元の形が保て無くなり部品が倉庫の中で寝ていました。
ご覧の様に職人さんが二人駆け付けて頂き無事修理が終わりました。
元の姿にに戻って本当に嬉しくなりました。有り難うございました。

流木を使ったオブジェはコロナ禍退散の意味を込めて制作しました。太平洋で洗い清められた神々しい木を用いたのもその為です。
コロナ禍が騒がれてて一年が経ち昨年4月にはこのミュウゼで開催予定の日仏文化交流展も中止。
その際くたばれコロナ負けないぞ!オブジェとトラクターに跨がり颯爽と現れたコロナ戦士に続き退散祈願を込めて制作しました。
芸術家のせめてもの抵抗と祈りです。

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昨日は軽井沢の友人が訪ねて頂きました。
鉄の彫刻家川田清先生の作品修理をして下さる方を探して頂いて一緒に来て頂きました。
後日溶接機材を積んで補修して下る事になりました。
さて流木のオブジェも完成しました。
時間と手間は随分と掛かりましたね。
先ず流木を伊豆半島戸田の海岸に求めて旅をし、300キロ以上走り群馬県安中市松井田西中学校跡地のミュウゼに運びました。
そうしてガラス管と流木を使って大きなオブジェを造りました。
その間写生もして居ません。
明日は写生に出掛けたいですね。
ま、猿と猪さんが遊びに来る里山の廃校ですから静かなものです。
広い広いグランドですからビジターさんと密になる事も有りません。
次の作品造りも考え無ければと想いを馳せて居ます。

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大井川か天竜川それとも木曽三川? 山から流れ太平洋で洗われ神々しくも有る流木を手にしました。
今、群馬県安中市松井田西中学校跡地の校庭で皆様を楽しませる為に新たな命と為って誕生しました。
私の愛車エブリの屋根に積めるだけ積んで持ち帰りました。一本とても重い流木があり車に乗せる際には戸田の山口さんが手伝って下さり。降ろす際は近所の方が手伝って下さいました。
写真の様に先ず軽量鉄骨とアルミ製の梯子を用いて骨格を作りました。
あの重たい流木は両橋にロープを掛けて少しづつ4メートル近く有る高さまで吊り上げ上げて設置しました。
色々と思案した結果、龍をイメージして造りました。
この後ガラスの筒を使ってインスタレーションします。

今日の朝は今季一番の寒さでした。氷の厚さが違います。
元自転車置き場の展示場に置いて居たペットボトルのウーロン茶も一部凍って居ました。

写真を撮ったら直ぐ氷は花壇に捨てました。
天使の輪を思い浮かべて写真を撮りました。川田先生ごめんなさい。
二基目のピラミッドも完成しました。最上部には高崎市の友人が持参して下さったソーラーライトを設置しました。夜になるとオレンジの火が灯ります。
今はリサイクルショップyellow lineさんから譲って頂いたガラス管約117センチ13本を使ってオブジェ制作を始めました。
試作品ですが写真の様なイメージで鉄棒が有る場所に設置したいと思っています。
体育倉庫に有ったロープと軟球でガラス管を留めます。
ガラス管の中にはカラフルなリボンを入れます。
ガラス管を昨年手に入れた時からとうするか考えて居ました。
倉庫の中にある物を利用しました。
 
現代社会、特にお金が価値観まで支配しています。
ま、トヨタ系のデザイン課を退社した時から所謂普通の生活は捨てました。
本来画家は祈りや思い社会情勢への反抗や意見等ま、特殊な画家以外一番お金には縁が無い世界で生きて居ます。
ある意味で宗教家に近いのかも知れません。
今日も2人食べ物やお土産を差し入れして頂きました。
こうした温かい善意が支えに為って居ます。
そうした方々に少しでも楽しんで頂けるミュウゼにしたいと思って居ます。

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松井田西中学校跡地のミュウゼにピラミッドがもう一つ追加で設置しました。
未だ完成して居ませんが最初のピラミッドは正四角錐です。今回は正三角錐のピラミッドです。
朝は穏やかな始まりで作業をしていました。昼近くから冷たい浅間下ろしの強風が吹き出しました。
二つ作業用の脚立も強風で倒れました。
午後市役所に新年の挨拶をしてきました。
引き続き美術館建設に向けて活動を進めて行きます。
新年ミュウゼを開けてからも毎日来館者がいらっしゃいます。大変力強い応援です。
軽井沢の友人に川田清先生の鉄の彫刻作品の修復を出来る方を探して頂きました。
移動中に部品が破損してしまいました。
長年の腐食で傷んでいた為だと思います。

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