早速胡蝶蘭を送って下さった大島一広先生ありがとう御座います。
一般住宅を改造したギャラリーで然程広くは有りませんが壁や床は全て杉の板を用いました。
落ち着いた空間に為って居ます。
作品は全てフランスで制作した向日葵の絵です。
向日葵と言えばビンセント バン ゴッホですが当然意識の片隅には常に有りました。
自分の向日葵にすべくキャンバスを抱え夏の向日葵畑に通いました。
灼熱の畑で描いた思い出が詰まった作品です。
是非現物をご覧頂けば幸です。
昨今、今だけ 自分だけ 金だけ と謳われて居ます。
そうした社会から外れた芸術家や音楽家が本当に苦境に立って居ます。
フランス等西洋はそうしたアーティストを育む土壌が有ります。
ある城主が120号の作品を買って頂いた時に仰ったのが此の作品は私がお預りして大切に保管しますとの事でした。
文化財に対する愛情が伝わる一言でした。
今でも後援者としてたち振る舞って下さって居ます。
日本はまるで後進国以下の対応を感じます。
政治も企業も既得権を振りかざしわしが作った道路はい!リベート。
フジタが帰国して再度フランスに行った心境が理解出来ます。
友人のアーティストが話されて居ましたがドイツで活動して居た画家が日本に帰って来て生活が出来る環境が無いと又ドイツに行ったと聞きました。
私も同様な心境です。
とは言え日本文化に貢献すべく努力して居ますが実情は100年前と何ら変わらないと思います。
お金は大切ですが人の生きる生き甲斐や希望、夢も大切ではないでしょうか!