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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二・旅行記写真101223
日本各地で大勢の皆様が接待して頂きました。心よりお礼申し上げます、。

成田国際空港から四国高松に帰り寛いで居ます。

私は四国高松で青春時代を過ごしました。四番丁小学校、桜町中学校、高松工芸高校と過ごしました。

子供の頃の夢はフランスで展覧会を開く事でした。

中学生の頃には机の上にテオへの手紙〔ヴィンセント・バン・ゴッホ〕が有りました。南仏プロバンスは夢に迄見た地でした。既にセザンヌが過ごしたエクスアンプロバンスで二回個展を企画して頂いたり、サンレミプロバンスでもゴッホを記念した路上作品展覧会に二年続けて参加させて頂きました。
子供の頃の夢は叶いました。夢を持ち続けて過ごす事で夢は叶います。

高松市には栗林公園があります。中学生の頃から栗林公園内に在った市立美術館に通っていました。人物デッサンやヌードデッサンを通じて基礎を学んでいました。何時かこの美術館で展覧会を開く事がもう一つの夢でした。明るい自然光がアトリエに入り板張りのフロアはとても温かみが有り大好きでした。私の作品を昔の美術館でと言う夢は叶いませんですね。今はその美術館は取り壊され商店街にコンクリートの建物に変わりました。商店街を回って見ると昔の様な賑わいが有りませんでした。特に丸亀町商店街は12月23日でしたがシャッターが降りた店が目立ちました。50年経つて風景も様変わりです。

桜町中学校の路地を歩いているとブラスバンドの練習をしている女子学生が三人居ました。私に向かって明るい声で挨拶をして下さいました。
私は手を振り応えました。挨拶はコミュニケーションの始まりで此処から全てが始まります。心温まる挨拶は彼女達の明るい未来を感じました。