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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二151209
東京滞在中を含め大自然の中での制作が儘ならず疲れが溜まって居ます。
東京滞在中は色々な方々と出会ったりご紹介頂いたりでアソシエーションの為には大変有意義でした。特に毛利三郎さんの懇親会は新しい友人が出来て喜んで居ます。

しかし人と会うと中には疲れて制作する元気を奪われる事も有ります。
20代に銀座で個展を開催した際に銀座では有名な詐欺師をアトリエに招き入れ泊めた事があります。当時、日野市に広さ12畳天井高5メートルのアトリエと4畳半の部屋台所付きの恵まれた環境の住まいを借りて生活して居ました。
後で何か盗まれた?と聞かれましたが当然何も有りませんでした。
トヨタ系自工で私の師でもある当時参与で芸大や千葉工大講師をしていた富谷龍一先生や係長だった高橋秀夫(初代カローラスプリンター、初代クラウンハードトップデザイン)さんと交わったり小島善太郎さんのアトリエに通ったりして居ましたから全く恐い者知らずでした。
後にもそうした人間関係が生きてヨーロッパ各地でも友人が出来たと思います。日本一の富豪と言われた田中さん鵠沼のお宅にも3度お伺いして素顔に触れた事があります。
人との出会いは本当に大切でそうした方々が私を育てて下さったと言えます。

今の心境は閉塞感漂う日本文化に風穴を開け世界に日本文化を発信し続ける事だと思います。
前例が無いから出来ないと良く聞きますが前例は作る物です。青梅市小島善太郎美術館建設の際も前例を作った後に全国に個人美術館を地方自治体が造った事でもお分かり頂けると思います。
さて、制作を怠って居ましたから仕事に取り組みます。