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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二160309
三軒茶屋から下北沢に京王線で分倍河原で乗り換え立川に着きました。
たましんギャラリーで一時を過ごし昭和記念公園に向かいました。
初めて走る道や場所は期待で心が躍る物です。
横断歩道を渡り敷地内に入りました。
先ず気が付いたのは広大な敷地に建って居る建物が所謂現代的な建物です。道路を横切る陸橋から入場口迄、此でもかと言う土木工事が目に入ります。しかも駅方面は高いビル群に囲まれて居ます。
持参したおにぎりを食べた後、入場口迄歩きましたがお金を払って入る気には為りませんでした。
滞在中ヘリポートが近くに在る為に数分間隔で離発着をしています。
少なくとも落ち着いて過ごせる場所では有りませんでした。
入場口近くの花壇でスミレの花を描いて帰りました。ロンドンの郊外ウエンブリの公園やドイツの古城の在る公園、フランスやベルギーの公園でも芸術性を感じ 楽しめる物ですが此れだけ大規模で有りながら机の上で引いた土木工事の設計図そのもので芸術性や心ときめく環境が有りません。

三陸海岸を何度も震災前に旅行しました。高さ9メートルの防潮堤防の上で地元の方に此れが有るから安全だと聞かされた場所も見事に流され跡形も無くて堤防だけ残って居る映像を見ました。
今、其れ等の美しい海岸線に高さ15メートルの防潮堤防を建設しているそうです。そうした土木工事で安心、豊かな心で住めるのか疑問です。私達海洋民族は海と共に生活して来ました。
長い歴史では其より高い津波も起こりうると思いますしコンクリートで固めた建造物には耐久年数が有ります。
勿論其処に住まわれて居る方々が考え決める事ですが他のプランは無いのでしょうか?