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水彩画家・長尾周二160531
日曜日は蚤の市が有るのですが現場で制作を続けました。
朝シートを外して描き始めて間もなく雨に為りました。しばらく雨が止まないかと待って居たのですが止みそうも無いので早いランチを済ませました。
それでもなお雨は止まず車の中で昼寝を決め込みました。2時過ぎに雨は上がり7時過ぎまで制作を続けてその日の作業を終えました。
月曜日は朝から晩まで雨でした。それでも同様にパンとチーズを持って現場に立ちました。
しかしながら一向に雨が収まりそうも無いので車の中で風景画を一枚描きました。
現場には3時過ぎまで居ましたがシートを取る事は出来ませんでした。
写真の作品がそれです。
この分では来週まで持ち越すのかと心配して居ます。
早描きの私ですが水彩画ですので流石に雨の日の野外制作は出来ません。

夕方マダムとヨーロッパの移民問題に付いて話をしました。ジョンさんはこのままイスラム教徒の移民が増えると国家の体制まで変わると危惧して居ます。
ドイツの統合でさえ20年以上経過していても問題が解決して居ないのですから推して知るべしです。丁度シリア難民の事故で百数十人亡くなったと報道されて 居ました。アメリカの中東政策の破綻から起きたとマダムが話して居ましたがそうした中で世界中で新自由主義を唱えた経済優先主義の破綻も起因していると考 えます。
私の様な自然と共に生きている平和主義者から言わせると格差と民族の意思をないがしろにした大国の経済優先主義こそが問題だと思って居ます。
僅かなパンとチーズが有れば幸せな生活も有る事を忘れてしまったからでしょうね。
82歳で亡くなった母が老後の生活を心配して居ましたがどんな気持ちで過ごして居たのでしようか。
日本のメデアは国民をどう言う風にしたいのでしょか。世界でもこんなに幸せに暮らせる国は然程無いと思いますが。
画家の戯言でしょうか。