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水彩画家・長尾周二1701231
卑弥呼伝説邪馬台国伝説のある徳島県、高松から南東に走り吉野川に辿り着き徳島市国府町を目指しました。
気延山標高122メートルこの山の中腹に八倉比売神社(やくらひめじんじゃ)が在ります。創期は紀元前に遡るとされる古社で元は山頂に祀られて居たそうです。
境内に当たる気延山には200余りの古墳群が在るそうです。
その中でも最も大きな古墳の前に拝殿神殿が在ります。其所に葬られて居るのが大日霊女命、天照大御神の別名ともされて居ます。そうした事から卑弥呼の墓と言う説もあります。

車を降りて約200段の石段を登ると拝殿が在ります。参拝を済ませ山頂迄で登りました。下りは拝殿の後ろに在る卑弥呼の墓とされている古墳を参拝しました。山歩きは健康を取り戻すには最適でましてや古代の物語が在る場所は格別です。前日、作品のイメージを画いて居て朝方まで眠れませんでした。
水彩画家・長尾周二1701232
卑弥呼伝説にはもう一つ裏付けが在ります。其が朱(水銀)がその時代産出された若杉山遺跡があるからです。
弥生時代末期〜古墳時代初頭には一大生産地であったと思われる徳島県阿南市に在る若杉山遺跡に行って来ました。

其所は遍路道にも為って居て昔の四国道です。やっと軽四が通れるかどうかの道でしたから車を停めて徒歩で川を遡りました。標識にはなんキロとか表示されて居ませんから引き返すかどうかと迷う様な道でした。約2キロ先にその遺跡が在りました。夥しい石を積んだ段々が在ります。又明らかに違う地層が見られ大変興味深く感じました。

其所に至る渓流も興味深い場所でした。

又、来ることを誓い後にしました。今回は弟と2人で彼の車で巡りました。