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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二1708211
何故流行を追わないのかと問われると自分が今求めて居る事が其とは違うからです。透明水彩と言う一番繊細で薄い顔料を使い如何に美しく発色し輝く太陽の下で奏でるハーモニーを表現するかと言う命題に挑戦しているからです。
所詮二次元の平面に三次元を描くわけですから絵空事で有ることは間違い有りません。今回は何時ものテクニックではない今流行りの絵を写生の合間に描いて見ました。一つはピカソ以降イメージを表現するかと言う現代作家風でフランソワーズさん好きな作風です。適当に竜擬きをを描きました。
水彩画家・長尾周二1708212
もう一枚は水を多用した皆さんが良く見る作風です。フランスの作家が描くスタイルです。
どちらもこんな方向では求めて居ないので誤解の無いように。
案の定ARTEC会長のフランソワーズさんは今日掲載した作風を絶賛していました。あの竜擬きのポンチ絵は差し上げると喜んで居ました。
勿論創作は大切です。ですから同じ様なスタイルでテーマを決めて描いて居る訳です。10年して少し進んだかなと言うのが実感です。さも時代の最先端を走って居るランナーだと思ったらその他大勢の一人に過ぎない場合が有ります。
皆と走る事は青年時代に止めました。本当の理由は機会を作って書きます。
何と言われようと自分を信じて生きて来ました。
一つは君の脳は普通の人と違い空間表現が意識しないで出来ていると言われて水の流れを描いて見ました。流れを感じる作品は世界的に少ないとフランスでも高く評価して頂きました。
其とは違う色彩表現で皆様を幸せに出来る絵は出来ないものかと最初に書いた様に油絵やリキテックスにも負けない水彩画を目指して励んでいます。
ま、頑固さは誰にも負けないのでお遊びで描いても流行を追うことは今後も無いでしょう。