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長尾周二のヨーロッパ放浪記 に参加中!
水彩画家・長尾周二170908
ロワールからParis迄約200キロ、私は余程急ぎの用事が無い限り下道で走ります。高速道路を使うより最低でも1時間余分に係ります。展示作品や必要な備品を満載して一時Paris郊外に駐車、メトロを利用して何ヵ所か展覧会の案内を兼ねて挨拶回りをしました。夕方車に帰り少し休み夜9時過ぎにマドレーヌを目指し10時には着きました。なぜそんな事をするのかと言われれば渋滞で時間が無駄になる事を避ける為です。朝8時までは駐車料金が発生しませんから車で仮眠です。万が一寝過ごして駐車違反に為らない様にパーキングチケットを事前に買ってフロントに提示して寝ます。
此所は銀座で路駐している事と同じですから真夜中でも賑やかです。
もうこうした事を何年間続けて居るのでしょうね。
身体が元気な内だけと知りつつ続けて居ます。荷物が満載ですから運転席で休む事に為ります。
何度と無くParisのセンターに来ていますから何と無く地図を見なくても迷わず着きました。セーヌ川に行き当たれば後はコンコルド広場を通りマドレーヌ寺院に着きます。
今日Parisを散策して居て日本人画家のベルニサージュが有ると言うギャラリーで作品を拝見しました。作品を観ると本当に頑張って描いて居ます。しかしその事は伝わりますがベルニサージュに出席して作家に会いたい等と言う気には全く為りませんでした。売り絵の域を出て居なくて日本人画家が昔描いただろう雰囲気の作品です。こ馴れて居て何の意味も無く筆が走って居ます。こうした作品は逆立ちしても描けませんし目指す事とは真逆です。下手で結構、物や空気を感じなく為ったら止めます。その後、プチパレスの美術館で空気を吸い直し友人に電話しました。下手でも良いから自分の絵を描こうと行き盛んに話しました。
この展覧会が終われば又一緒に制作する約束をして電話を切りました。