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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾1周二1911251
先日中之嶽神社の宮司さんと話して居た際、「石門」は話がありました。
宮司さんが現在の天皇陛下がまだ皇太子時代に、殿下をご案内して「妙義山の石門巡り」をされたと話されて居ました。

妙義山はつい先日にも滑落事故が有り亡くなった方が有ったという情報を聞きました。
私は基本的に危険な場所には行くつもりは有りません。

第4石門まで真っ直ぐ登れば然程危険な場所は無いと仰って居たのでチャレンジしてみました。登ってみると確かに登れない山道では有りませんが、私にとっては限界に近い場所でした。

勿論、鎖場の石門はパスして安全を優先しました。
若い頃は会津駒ケ岳を縦走して檜枝岐まで50キロを超える山道を駆け上がり、そして駆け下りた事が有りましたが、今は顎を出しながら何とか登れました。
ま、登りより下りの方が危ないので岩を伝いながらの下山です。
水彩画家・長尾1周二1911252
登った証拠の写真を掲載します。
登山家は良く登れば素晴らしい風景が有ると仰いますが、絵描きは山は下から見上げてこそ絵になる事の方が多いです。
水彩画家・長尾1周二1911253
大雪山や尾瀬の山々、北アルプス、南アルプス、霧島連山など多くの山々も登りましたが山頂から望む風景で気に入った風景を描けた事は殆ど有りません。
水彩画家・長尾1周二1911254
蝦夷富士も登りましたが中腹からはがれきで登るのは大変でした、がやはり下から見た方が絵に為ります。そうした経験で利尻島で利尻富士を登りましたが、山頂近くまで登ったところで止めました。利尻富士の面白さはやはり下から見上げる事に有ります。
ま、体力が落ち、運動不足も重なり、「登れなかった」というのが正直な所です。


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