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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二2004052
「江戸時代末期に横須賀製鉄所「造船所」を開設した小栗上野介の墓所が松井田町の隣町にあり訪れてみては」との話を聞きました。
お寺の住職も「面白い方だよ」との事でした。
水彩画家・長尾周二2004053
日曜日冷たい浅間下ろしが吹いて居ましたので学校を閉めて出掛けました。
住職にお会い出来るかな~と思いつつガソリンを入れて東善寺がある倉渕町権田に走りました。
一度榛名山に行く際に通った事がある道の途中でした。

隣町と言っても30キロ以上有って峠越えの道のりです。
住職の村上さんもいらっしゃったのですが、法事が有るとの事で挨拶をして資料展示室を見学させて頂きました。
水彩画家・長尾周二2004051
墓所は丘の上付近にあり50メートル以上登った所にありました。
明治政府に近くの河原で斬殺されて晒し首と残念なことになって居ました。
私も、小栗上野介が横須賀製鉄所を開設して近代日本の基礎に為った事は知って居ましたが詳しくは知りませんでした。

この横須賀製鉄所でフランス語を教えてる学校から、後に中島飛行機とか富岡製糸場、愛媛県出身の坂の上の雲でおなじみの秋山好古に繋がるフランスとの関係が小栗上野介だと言う歴史を学びました。
この旧松井田西中学校の横を走った馬車鉄道もフランスから輸入された事に納得が行きました。今は静かに眠る墓所で手を合わせ帰って来ました。

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