先日も都内で画廊を経営なさって居た方から連絡が有り作品を寄贈したいとの事で6点取りに行って来ました。ご高齢で店舗を閉めて廃業なさったそうです。
ギャラリストが扱って居る作家ですから好き嫌いは有ってもレベルの高い作品です。
現代社会で美術作品を大量に保存するスペースや家族の理解が得難いと言うのが実情です。
岡田守巨画伯は茶道の金看板をお持ちでした。幼少の頃お父様も画家で上野の自宅敷地内に茶室が三棟有り慣れ親しんだそうです。
雪の日の茶会は先ず箒でこう言う風に履き準備しますと立ち上がって身振り手振りして話されていました。
江戸千家の家元金看板をお持ちだと言う事は三越や高島屋の個展会場やパンフレットには記載せず奥ゆかしい先生でした。
法隆寺6号金堂壁画修復に6年間携わった時の話しや戦争後前田青邨画伯の弟子を務めその後橋本明治画伯の塾頭時代の事など様々な事を話されていました。
そうした様々な逸話と共に作品を展示致しますので是非ご来場頂きご覧下さい。
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