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当然野外活動は出来ません。
倉庫内の整理や清掃作業、買い物コインランドリーと出来る事をして過ごして居ます。
ところがこんなに雨が降り続く中、来場者が毎日いらっしゃって本当にビックリ!して居ます。
こんな群馬の山の中程んと人家も無い里山に良くぞいらっしゃって頂けると感心したり驚いたりです。人家は有るのですが空き家が目立ちます。
展示品を説明すると又驚き何故こんな過疎地に美術品があるのかと仰います。
軽井沢に向かう通り道ですから東京埼玉等の方々もいらっしゃいます。
フランスARTEC会長の屋敷を映した映像が出て来たので掲載します。
ロワール川河畔に建っている屋敷ロワイヤル時代郵便局の中継局でトゥールから舟で物資を運び此処からブロアに運んだそうです。
屋敷は16部屋有って私は屋根裏部屋を希望して其処に寝泊まりして居ます。
勿論窓からロワール川が望めハクチョウの群れやカヌーの川下りを毎日眺めて過ごして居ました。
朝日や夕日も堤に出て写生して居ました。
普段はスケジュールをお聞きして二週間位旅立つ事もしばしばでした。
ARTECの活動も毎月の様にパリや南仏、ポルトガルやスペイン、イタリア、ベルギー、ロシアと展覧会が企画されて居て車に作品を満載して展覧会に臨みました。流石にロシアは空輸しましたが車で行ってみますかと話には出ました。
ロワール地方はフランスの中でも保守的な場所で知られて居ます。ジャンヌダルクが兵士を率いイギリスと戦い独立を勝ち取った場所です。フランソワーズさん家族のパーティーに杉綾の英国スーツを着て出席した際全員親指を下に向けてブーイング。未だに英国は嫌いな様です。
田舎は何処でも保守的で其の地で認められないと無視されます。フォモンタンの新聞記者を会長から紹介して頂きましたが3年間握手の為に右手を差し出しましたが顔を背かれ握手もして下さいませんでした。此れがフランス人の本心だと大変有難いと思いました。ま、一度や二度会って認めて合う何てあり得ませんよね。
ま、そう言った経験からも日本の田舎も同様だと思います。
しかし地域の発展を考えるならば他所者、馬鹿者、若者たちを大切にしない場所は衰退しか有りません。
既得権で雁字搦め役人や議員が威張って居る様では中世でも有るまいしどうも為りません。
随分涼しくなって過ごし易くなりました。あとは雨が上がる事を願っています。