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水彩画家・長尾周二のフランスと日本国内での芸術活動記 に参加中!
水彩画家・長尾周二2004241
ポール女史(ARTECメンバー)の大作
1.7メートル×3メートルの作品を掲示しました。
彼女はとてもエネルギッシュで行動的な方です。
ご覧のようにオシャレでセンス溢れるフランスの香りがする作品です。本来なら彼女が来日してこの会場で大作をデモストレーションする予定でした。其れに応えて大作を送って下さり本当に嬉しかったです。

水彩画家・長尾周二2004242
佐藤ひろみ先生 タイトル「かえる」
手作りマスクを送って頂いた作家です。
ご覧の様にユーウモア溢れるド派手な作品です。昨日も新聞記者が取材にいらっしゃいましたがコロナウイルスで厳戒態勢の時だからこそ明るい話題が欲しいと話で居ましたが見るだけで楽しんで頂ける作品です。
つぎのコンポジションの作品

水彩画家・長尾周二2004223b
尾崎ゆみ先生 タイトル「コロナでスーベニールに」
作品はコラージュ、心地よいコンポジションでイメージを感じさせる作品に為って居ます。黒でイメージを確定し赤と青でそれを呼応したレベルの高い作品です。毎日見て居ますが飽きない知的空間内に入り込み美味しい紅茶を飲んだ時の様な感情が湧いて来ます。


◆今回特別に展示する作品
それは私がParisの蚤の市で手に入れた日本人画家の作品です。エコールドパリ時代フジタと共にフランスで活躍した坂東敏雄の作品と思われます。日本では余り知られて居ませんがフランスの美術館には収蔵されて居る画家で、徳島県出身です。残念ながら著作権等の法律などもあり、これは写真を掲載することはできません。

※解説
正式な鑑定をしたわけではありませんが、本物の確率が極めて高いと思われます。
私は長年にわたりこの世界で数々の一級の作品を観てきたつもりです。趣味で鑑賞をしてきたわけでなく、それなりのレベルのプロの鑑賞眼とともに、専門的な判断基準なども心得ているつもりです。その内容でいうと、まず真贋は粗真筆と思われます。そして画商のオリジナル額で画商のシールもあります。またルーペで確認しましたが鉛筆画で髪の毛1本1本迄描いて居ます。一部修正、消しゴム?で修正して居るあとが見られます。実は同様の作品が美術館にも収蔵されて居ますが、これは私が推測すること画商に注文されて何枚か同じ絵を描いたのではないかと思っています。


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