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その蚤の市で出会った集団が何とも怪しいので声を掛けました。ま、私も同様な人種かも知れませんが場違いの人達でした。ヤクザに近い位の雰囲気が有り官僚や駐在員、パイロットでは有りません。聞くと若い経営者集団と聞いて何と無く納得しました。だとしても一人女性も居ましたが大変興味深い方々でした。
この日は夜明けと同時に来てアンティークを物色し既に何点か購入済みで帰る途中でした。次に出会ったのがギャラリーで上智大学生で短期語学留学で来ている方でした。ヴィンテージワインを開けて皆さんで酒盛りをしながら雑談をして居ましたが3時間位ギャラリーを閉めるまでご一緒しました。若い青年が私の様な変人の話を聞くだけでも珍しい方だと思います。自治体国際化協会Paris事務所の所長がいらっしゃった際にも紹介しました。こうした出会いを大切にする事が若い人達には有益だと思って居ます。
展覧会に出品して来られて居る荒井さん岩崎さん加藤さんが泊まって居る宿舎に帰る途中雨の中迷って帰れなく為って居た時に助けて頂いたお嬢さんとそのお母様が時間をずらして来て頂きました。しかし今日は3人とも疲れて会場には居ませんでした。日本人は本当に人に優しい人種だと改めて認識させられました。
余談ですが私が蚤の市で購入した3点の合計額が60ユーロです。小さな水彩画は20ユーロ、紫水晶で出来た葡萄10ユーロ最後に購入したのは本当に投げ売りリトグラフ約60センチ×80センチ正確に数えて居ませんが40枚位かな?其が何と30ユーロでした。道を迷ったメンバーを助けて頂いたお母様に一枚お礼に差し上げました。
紙は大変重いので今回の帰国では持ち帰れません。リトグラフに使う紙も水彩紙は同じですから高価な事は間違い有りません。
蚤の市ではこうした事が有るので止められません。自分が利用しなくても40点余りのフランス作家リトグラフ作品が有れば利用価値は有ると思います。
海外に於いて日本人は気を付ろが合言葉ですがこうした素敵な方々にお会い出来て本当に幸せな気持ちに為りました。